第5話

奴 隷
3,245
2018/10/14 15:19




連絡 は 望 から だった






「 誰から ?? 」


『 か、 会社の 後輩 !! 仕事 頼まれちゃって … 笑』
「 ふ ~  ん 、」





勘づかれたか !? と 思ったけど


頭の回転 が 遅めの 流星 には


どうにもこうにも 気づかれていないよう





「 なぁ、 その 連絡 今じゃあかんの 」
『 えっ 、 ?? 』
「 俺、質問してん 。 ずっと 一緒に 居てくれへんか って 聞いてん 。」
『 ご っ 、 ごめん、 !!  すぐ 連絡 返すから !!!!!』





すると 流星 が 近づいてきて 、


私 の 手から スマホを 取り上げる





「 悪い子 やから 没収 な ?? w」



そういって 悪戯に 笑う






『 だめっ !! 』





流星 の 手に 握られた スマホを 取り返そう と するが

流星 の 背丈 を 超えられるわけも ない。


よって スマホを 取り返せるのは

夢の 夢の そのまた 夢の 夢の 夢 くらい







部屋へ 向かおうとする 流星 が 足を止め




私の 方を向く












「 俺の奴隷 に 今日 1日 なってくれたら 、 ええけど ?? w」

『 はっ 、 !? 』

「 嫌なら ええねんけど ~ w」




スマホを 投げる フリをする 流星




『 わ、 わかった ! わかったから !! 奴隷 に なればいいんでしょ !? 』






そう答えれば ニヤッと 笑い


待ってました と言わんばかり に


私 の 方へ 近づいてくる 流星





『 わっ !!!!! 』




大きな 身体 の 流星 に



軽々 持ち上げられ



ベッドに 運ばれる





『 流星 !? り ゅ う せ っ !!!!! 』



足を バタつかせれば




「 抵抗禁止 」



と 冷たくあしらう 流星





ベッドに ズサッ と 私 を 寝かせば




着ていた 布を 全て剥ぎ取り 、




馬乗りになってくる 流星



『 ねっ 、 流星 ッ !! 恥ずかしいよ !!』
「 奴隷ちゃんに 恥ずかしい なんて おかしいよなぁ 、w 」





顔が カーッと 熱くなるのがわかる





「 さて、 どんくらい 濡れてるんやろね ~ 」




私の 秘部に そっと触れる 可憐な 流星 の 指



『 だぁぁ め ッ !! 』





だって


数時間前 までの 胸の高鳴り で


心臓は 未だに バクバク 、


それに、 濡れてるに 決まってる ……






「 なぁ 、 なんで こんな 濡れてん 」





やっぱりバレるわな 、 と 諦め半分 でいると


追求 してくる 流星




「 変態なこと 想像してたん ?? それとも ? 」
『 浮気じゃないッ !!!!! 』






私 の 浮気を 物凄く 心配する 流星 に とって


この 異常事態は 油断禁物 なのだろう






未だに 曇る 流星の 表情





どこか 一点を 見つめたまま 静止している






ふと 、 笑顔で こう囁いた








「もし 浮気 しとったら 、 そのうち わかるわな w もしも その時が 来たら、 覚悟しといてや ?? w 」








この 意味深な 流星 の 言葉 を

私 は どう受け入れて いいのか

全くわからず に




ただ



罪の意識 だけを 胸に抱いた

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