連絡 は 望 から だった
「 誰から ?? 」
『 か、 会社の 後輩 !! 仕事 頼まれちゃって … 笑』
「 ふ ~ ん 、」
勘づかれたか !? と 思ったけど
頭の回転 が 遅めの 流星 には
どうにもこうにも 気づかれていないよう
「 なぁ、 その 連絡 今じゃあかんの 」
『 えっ 、 ?? 』
「 俺、質問してん 。 ずっと 一緒に 居てくれへんか って 聞いてん 。」
『 ご っ 、 ごめん、 !! すぐ 連絡 返すから !!!!!』
すると 流星 が 近づいてきて 、
私 の 手から スマホを 取り上げる
「 悪い子 やから 没収 な ?? w」
そういって 悪戯に 笑う
『 だめっ !! 』
流星 の 手に 握られた スマホを 取り返そう と するが
流星 の 背丈 を 超えられるわけも ない。
よって スマホを 取り返せるのは
夢の 夢の そのまた 夢の 夢の 夢 くらい
部屋へ 向かおうとする 流星 が 足を止め
私の 方を向く
「 俺の奴隷 に 今日 1日 なってくれたら 、 ええけど ?? w」
『 はっ 、 !? 』
「 嫌なら ええねんけど ~ w」
スマホを 投げる フリをする 流星
『 わ、 わかった ! わかったから !! 奴隷 に なればいいんでしょ !? 』
そう答えれば ニヤッと 笑い
待ってました と言わんばかり に
私 の 方へ 近づいてくる 流星
『 わっ !!!!! 』
大きな 身体 の 流星 に
軽々 持ち上げられ
ベッドに 運ばれる
『 流星 !? り ゅ う せ っ !!!!! 』
足を バタつかせれば
「 抵抗禁止 」
と 冷たくあしらう 流星
ベッドに ズサッ と 私 を 寝かせば
着ていた 布を 全て剥ぎ取り 、
馬乗りになってくる 流星
『 ねっ 、 流星 ッ !! 恥ずかしいよ !!』
「 奴隷ちゃんに 恥ずかしい なんて おかしいよなぁ 、w 」
顔が カーッと 熱くなるのがわかる
「 さて、 どんくらい 濡れてるんやろね ~ 」
私の 秘部に そっと触れる 可憐な 流星 の 指
『 だぁぁ め ッ !! 』
だって
数時間前 までの 胸の高鳴り で
心臓は 未だに バクバク 、
それに、 濡れてるに 決まってる ……
「 なぁ 、 なんで こんな 濡れてん 」
やっぱりバレるわな 、 と 諦め半分 でいると
追求 してくる 流星
「 変態なこと 想像してたん ?? それとも ? 」
『 浮気じゃないッ !!!!! 』
私 の 浮気を 物凄く 心配する 流星 に とって
この 異常事態は 油断禁物 なのだろう
未だに 曇る 流星の 表情
どこか 一点を 見つめたまま 静止している
ふと 、 笑顔で こう囁いた
「もし 浮気 しとったら 、 そのうち わかるわな w もしも その時が 来たら、 覚悟しといてや ?? w 」
この 意味深な 流星 の 言葉 を
私 は どう受け入れて いいのか
全くわからず に
ただ
罪の意識 だけを 胸に抱いた
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。