無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第60話

素直
私は携帯の電源を切り、改札に向かう
平日の昼間だからか、電車は混んでいない。


端っこに立ち、景色を眺める
あなた
あなた
海だ……
どこまで来たか分からないけど、海があったのでそこで降りることにした
少し肌寒い季節にもかかわらず海に足を入れる
あなた
あなた
つめたい…
案の定、冷たい。
あなた
あなた
マサイと、来たかったな…
そんなはかない願いも乏しく。

もう戻らないと決めたのに…
マサイの温もりを感じたい
少し遠くに、景色を見ているカップルがを見つけた
手を繋いで海岸を歩く姿を自分とマサイで重ねる
マサイと一緒にここに来たら

どんなこと話すかな?
どんな風に手を繋ぐかな?
周りからどんな風に見えるかな?
甘々になっちゃうかな?
もしかしたら私がマサイに抱きつきに行くかもね?
そんなことを考えてると自然と笑みが零れた
心のどこかで

『マサイに迎えに来て欲しい』
『マサイに見つけてもらいたい』

そんなことを思っていたのかもしれない
あなた
あなた
でも………だめ…なの
さっきは笑っていたはずなのに今度は涙が頬を伝う
1人で海に来て泣いてるなんて

失恋でもしたんじゃないかって、思われれるね。

あ、でも失恋したも同然か…
なんか、一方的に別れを切り出してたら、別れたってことになるのかな…




















マサイ
マサイ
はぁ…はぁ…
駅員さんに聞いて正解って思ったけど

広すぎてわかんねぇ…

ほかのメンバーも、いろんなとこ探し回ってる
《この女の子見ませんでしたか?》

《あー!この子見たよ!》

《ほんとですか!?》

《うん!すっごくかわいいから覚えてる!》

《そーですか…。どの電車に乗りましたか!?》

《確かに○○海行きの電車かなー?》

《ありがとうございます!》

かわいいから覚えてたって…

ちょっとイラつくけど、見つかるならそれでいい
マサイ
マサイ
まじで…どこ…はぁはぁ
海岸を探してもいない…

いたのはカップルだった
マサイ
マサイ
あの、すいません
カップルの男
はい。どうしました?
マサイ
マサイ
この女の子、見ませんでしたか?
カップルの女
あ!この子見た!
マサイ
マサイ
どこでですか?
カップルの女
さっきまでそこに立って、泣いてたっぽかったです。
マサイ
マサイ
泣いてた…
泣いてたって……

本当は…俺に探して欲しいんじゃねぇのか?

俺に見つけて欲しいんじゃねぇのか?

いつまでたっても素直じゃねぇな…

まぁ、もう見つけてやるから。待ってろ。
マサイ
マサイ
ありがとうございます‪
カップルの男
見つかるといいですね
カップルの女
早く、見つけてあげてくださいね!
マサイ
マサイ
はい!
なんていいカップルだろうか…

そのカップルにどこに行ったかを少し聞いて俺は走り出した














あなた
あなた
ここ、綺麗…
私は海がとても綺麗に見えるというデートスポットに足を運んでいた

少し日も沈み、夕焼けがとても綺麗な時間帯だった
周りには誰もいない。

私一人がそこでたたずんでいた。
あなた
あなた
マサイ…好き…だったよ
『好きだった』

過去形になんてしたくない。

そうでもしないとマサイのこと忘れられないから。
あなた
あなた
会い…たいな
とめどなく溢れる涙を止めることは出来なかった

この涙を拭ってくれるのも

優しい言葉で励ましてくれるのも

全部全部マサイだった

それももう…なくなった。

いや、私が手放した。

みんなから拒絶されるのが怖くて

自分から大切なものを手放した
あなた
あなた
ごめんっ……
あなた
あなた
だいすき…っ、
???
なら、戻ってきてくれるよな?
あなた
あなた
え……?
後ろから声がして、とっさに振り返る
あなた
あなた
な……んで、っ…
そこにいたのは…





私が愛して愛してやまない人

私の全てを包み込んでくれる人

私のことをたくさんたくさん愛してくれる人













マサイ
マサイ
離れないって…言っただろ
あなた
あなた
なんで、ここが…っ
マサイ
マサイ
んな事後だ
俺はあなたの腕を引っ張って自分の腕の中に入れる
マサイ
マサイ
良かった…
あなた
あなた
なんでよ、…っ
マサイ
マサイ
聞いて
俺はあなたの言葉を遮った
マサイ
マサイ
みんなから拒絶されるのが怖かったんだろ?
俺やみんながあなたから離れていくのが怖かったんだろ?
心配とか迷惑とかかけてるから。
マサイ
マサイ
本当は俺に探して欲しかったんじゃないのか?
俺に見つけて欲しいんじゃなかったのか?
そんなこと思ってないやつが
『これからも愛してる』
なんて手紙に残さねぇだろ?
マサイ
マサイ
俺らは迷惑だなんて1度も思ったことない。
むしろ、頼ってくれて嬉しかった。
確かにみんな嬉しいとか態度に出さない。
でも迷惑とは一切思ってねぇから。
それだけは忘れないで欲しい
あなた
あなた
なんで…
いつも私のことを探してくれるの…?
なんでそんなに優しく私のことを受け止めてくれるの?
マサイ
マサイ
好きだから。大好きだから。
愛してるから。
好きじゃなかったら、こんなことしない。

あなたのことが好きで好きでたまらないから。

愛してるから…。
あなた
あなた
うっ………ひっく…
俺はあなたの頭を撫でる
マサイ
マサイ
さっき…海で泣いてたって聞いた
あなた
あなた
…え…?
マサイ
マサイ
海にいたカップルに聞いたんだ。
あなたのことを見なかったかって
そしたら、海で泣いてたって言うから…
その後どこに行ったか聞いたらこの辺って言ってたから
俺めっちゃダッシュして来たら、また泣いてるし
マサイ
マサイ
俺の事、嫌いになれた?
俺は無理だったよ。あなたのこと嫌いになんてなれないから。
あなた
あなた
嫌いになれなかった…っひっく…
マサイ
マサイ
それでいい。
俺はあなたと体を離してあなたの目を見つめた
マサイ
マサイ
携帯の電源も切ってんじゃねぇよ。
何も言わないで出ていくんじゃねぇよ。
俺の事好きなら、ずっとそばにいろよ。
俺から、離れんなよ!
私の目を見つめるマサイの目には少しだけ涙が溜まっていた
拳を握り、肩を震わせている
少し怒りを含んだその声は泣きそうだった
マサイ
マサイ
俺の事だけ考えてろ…
そう言って再び私の体を包み込む
あなた
あなた
ごめん…なさいっ…ひっく…
あなた
あなた
マサイのこと…っだいすき…
マサイだけ見てる…っよ。
あなた
あなた
探してくれて、嬉しかった…
見つけてくれて…ありがとう…
その後、俺らは家に帰った。

メンバーにも報告して、後で俺の家に集まることになった











☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
ここまで読んで頂いきありがとうございます!


あなたが見つかって良かったですねー!

マサイくんも安定のイケメンさんで…(*´Д`)ハァ

続きが気になりますねぇ…‪( ̄▽ ̄)

( *´艸`)ムフフ

良ければ『いいね』と『お気に入り』お願いします!

『コメント』もお待ちしてます!