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第38話

無理するな
シルク
シルク
あ、そうそうそーいえばさ、七尾和樹のことみんなに伝えといたよ~

そしたら、今日なんか全員来るらしいw
あなた
あなた
ほんと!?
久しぶりにみんなに会えるー!
何日ぶりかにみんなに会えるのが嬉しくてたまらない私
マサイ
マサイ
久しぶりだなー全員揃うの!
ピーンポーン
シルク
シルク
噂をすれば…だなw
ンダホ
ンダホ
きたお
ザカオ
ザカオ
おひさー
ダーマ
ダーマ
ぺけたん
ぺけたん
おひさー!!!
もとき
もとき
ひさひさー
みんなそれぞれの挨拶で…やっぱりみんながいると楽しいな!!
マサイ
マサイ
全員揃うのは久しぶりだなー
あなた
あなた
うれしー!!
シルク
シルク
話があるよーん
話ってなんだろう…?
みんなゾロゾロと座った
シルク
シルク
あなた、昨日の話してもいい?
捕まったってのは話してるんだけど何されたかまでは話してなかったからさ…
あ、それの事か…

思い出したくはないけど…みんなにも分かって貰いたいから…
あなた
あなた
うん!大丈夫!
マサイは私の手が少しだけ震えているのを見逃さなかった
マサイ
マサイ
無理して、聞かなくてもいいよ
あなた
あなた
え?
マサイは私の手を握った
マサイ
マサイ
手、震えてるじゃん
シルク
シルク
あ、ごめん…気づかなかった…。

別室にいてもいいよ?無理に聞かなくても…
あなた
あなた
だ、大丈夫!!
ンダホ
ンダホ
無理して話聞かなくてもいいと思うよ?
何があったかはわからないけど、辛いならやめた方がいいんじゃないかな?
みんなが私を心配してくれた、

でも私はなるべく現実から目を背けたくない。

と伝えて、話を聞く。

ただ、私の手はマサイが握ってくれている
シルクは悔しそうに昨日のことを語る

みんなも唇をかみしめて聞いていた
シルク
シルク
その後、殴られそうになったからついつい殴っちゃったんだけど…あいつ、くそ弱かったんだよね…w
もとき
もとき
え!?シルク、まさか殴ったの!?
シルク
シルク
反射でつい…
ザカオ
ザカオ
シルクの殴りを受けて勝てる者はいねぇよ…
ダーマ
ダーマ
強わものだな
ぺけたん
ぺけたん
すげーなw
シルク
シルク
話はこれで終わりだ…
ンダホ
ンダホ
おう…
だほちゃんは終始私を気にかけてくれていた

だほちゃんが口パクで『大丈夫だよ』と言ってくれて、すごく安心した
マサイ
マサイ
あなた、大丈夫…?
無理してるなら、俺の部屋行く?
私は首を横に振る
あなた
あなた
無理なんかしてないよ!
最後まで心配かけちゃってごめんね!
でも、もう大丈夫だから!
無理をして笑う私…。

不自然な笑い方になっていないだろうか

頬が引きつって少しだけ痛い

マサイ
マサイ
………
マサイ
マサイ
悪い…みんな。
せっかく全員集まってくれたんだけどさ…
今は二人きりにしてほしい…だから、シルクの家に行っててくれないか?
俺達もあとから行くから
あなた
あなた
マサイ…!
いいよ!大丈夫だから!
別に二人きりにしなくても、私は大丈夫…

そう思ってた。

私は無理して笑顔を作っている時に
みんなが一瞬驚いた表情をしたことに気づいていなかった。

まさか、あのタイミングで…


























涙を流していたなんて。

自分でも気づかないくらい自然に出てきていた涙だった
シルク
シルク
わかった…みんな、行こ
みんなが私たちの家からでていく
マサイ
マサイ
ねぇ…
あなた
あなた
は、はい…
急にマサイの低い声に驚いて敬語になった
マサイ
マサイ
無理して笑ってたのも、泣いてたのも…
気づいてないと思った?
縦に首をふった
マサイ
マサイ
はぁ…
あなた
あなた
ご、ごめん…
マサイは私の頬についた涙の跡を拭う
マサイ
マサイ
謝ってほしいとは思ってない。
ただ、無理して欲しくない…
それだけなんだ。
マサイ
マサイ
俺は、あなたの素の笑顔が見たいんだ。
無理して笑うくらいなら涙を我慢するくらいなら…俺を頼れ。
マサイの言葉に、一筋の涙が私の頬を伝った
あなた
あなた
……っ…ひっく…
マサイ
マサイ
おいで…
マサイは私の手を引っ張って抱きしめた
あなた
あなた
ほんっ…とは…、怖くて…怖くて……
でも…っ、これ以上……みんなに心配かけたくなかった…っ……の。
マサイ
マサイ
うん…
私はマサイの腕の中で沢山の涙を流しながら話した
あなた
あなた
心配かけて…っ、ごめんなさいっ……ひっく…
マサイ…っ…怖かったよぉ……グス…ひっく
マサイ
マサイ
ごめん…ほんとに。
マサイは私を抱きしめる腕に力を込めた
あなた
あなた
うっ…ひっく……、ごめん、っなさい…っひっく…私のせいで…っ、うっ…
マサイ
マサイ
あなたのせいなんかじゃない…
自分を責めないで?あなた。
マサイの声はとても優しかった
私の背中をポンポンと優しく叩く
あなた
あなた
うっ……ふっ…ひっく…ハァハァ…うっ
マサイ
マサイ
もう、これからは溜めるの禁止ね。
約束だよ…?
俺に話せない事だったら他のメンバーに話して。絶対、ちゃんと聞いてくれるから。
俺を…仲間を信じて…。
あなたは、1人じゃないんだから。
あなた
あなた
う……んっ…!!
私は必死に頷いた
マサイの言葉に涙が止まらなくなった…
マサイside
無理して笑ってることはずっと気づいてた。
あの時からあなたは、たまに辛そうな顔をする時がある。
本人は気づいてないんだろうけど…
俺は絶対見逃さない。

特に、今日のは。
震えてる手も、無理して作った笑顔も…
涙はみんな、気づいてな。
まぁあれに気づかない人はいねぇか。

あの日、倉庫であなたを抱きしめた時…
弱音を吐いてなかったあなた。
俺の心配ばかりで…自分のことなんかどうでもいいみたいな…。

ばかだよ…ほんとに。
あの時だって、手…震えてたくせに…。
俺が気づかないとでも思ってんのかよ。

辛いなら辛いって…怖いなら怖いって…
言えばいい。俺らの前で無理する必要なんかないんだ。全てをさらけ出してほしい。
我慢なんかするな。

辛い顔を見るくらいなら、思う存分泣いて、スッキリしろ。
マサイ
マサイ
シルクの部屋、行けるか?
あなた
あなた
うんっ…!大丈夫!
もう、マサイの前で…みんなの前で無理をするのはやめよう。

そう心の中で思った。