第32話

イベント
2,301
2019/02/01 15:56
スタッフ
フィッシャーズさんですね!
楽屋はこちらになりますので、ごゆっくりお待ちください!
シルク
シルク
ありがとうございます!
あなた
あなた
広いところだね~!
マサイ
マサイ
結構でかいな。
そこは、8人で使うには広すぎるくらいの楽屋だった
スタッフ
NIKEの水色のシューズでございます!
こちらをお履きになってお待ちください!
あなた
あなた
わぁぁ✨
ありがとうございます!!
もとき
もとき
ん!これ、すっごい動きやすい!
あなた
あなた
ほんとだー!!
運動も余裕だね!
シルク
シルク
これ、質感最高だな…
マサイ
マサイ
ロゴとかもいい感じのところに入っててデザインも凄くいい…
ンダホ
ンダホ
おぉー!俺のサイズだー!
ザカオ
ザカオ
だほちゃん足大きいもんなw
ダーマ
ダーマ
さいこー!
ぺけたん
ぺけたん
うん!いい感じ!
あなた
あなた
あっ
あれ!!衣装だ!!
私が作ったやつだー!
あなたは嬉しさのあまり、笑をこぼした
マサイ
マサイ
どうした?
あなたの視線を追うと、そこには…。
あなたが一生懸命作ってくれた衣装。
ずっと頑張って作ってたもんな~。
あなた
あなた
ん?衣装が…飾ってあるなって…
嬉しいな…私が作った衣装がここに並べられてて、これをみんなが着てくれる…。
考えただけで涙が出そうだった。
マサイ
マサイ
あぁ。あなたが一生懸命作った衣装がな…。
ポンッとあなたの頭に手を置いた
あなた
あなた
うん…なんか、すごく嬉しくて…
泣きそうになっちゃった…
あなたは涙を拭ってそう言った
マサイ
マサイ
あの衣装…やっぱいいな。
あなたの心がめちゃくちゃにこもってるだろ。
あなた
あなた
うん…!!
マサイに微笑むとマサイもそれに応えて微笑んでくれた
あなた
あなた
みんな!衣装が…あるよ!!
シルク
シルク
まじ!?
あなた
あなた
うん!
みんなに衣装を手渡した。
みんな、びっくりしてるけど…w
ダーマ
ダーマ
あなた…やっぱ才能あんな
ザカオ
ザカオ
だよな!!
普通に服だよ!
ンダホ
ンダホ
俺の衣装…かわいいー!
てか、俺っぽーい!!
もとき
もとき
あ!ねぇみんな見て!左の二の腕らへんのところに、筆記体で名前書いてある!
ぺけたん
ぺけたん
え!?ほんとだ!!
あなた
あなた
頑張ってみましたー!
そ私は自分の前でピースをして自慢げにそう言った。
みんな褒めちぎってくれるけど…照れるなぁ~w
シルク
シルク
なに、ニヤニヤしてんだよw
バレたぁ~ww
あなた
あなた
嬉しいなーって思って!
コンコン
女性スタッフ
失礼します!
あなたさんは別室で衣装に着替えますので、こちらにお願いします!
あなた
あなた
はい!わかりました!
んじゃー、行ってきマース!
マサイ
マサイ
ん。いってら~
バタン
シルクside

めちゃくちゃ広い楽屋について、テンション上がってた時に、ふとあなたを見たら…
1点見つめて少し微笑んでいた。
その横にはマサイもいてあなたとマサイの世界観に入れそうにもなかった…。
相変わらずだよ。ほんとw
__数分後
ガチャッ
あなた
あなた
ただいま戻りました~!
どーかなー?
マサイ
マサイ
っ……!
あなた
あなた
マサイ?
マサイ
マサイ
に、似合ってるんじゃねぇの…?
マサイ、顔真っ赤…。
でも、よ、よかった…。
マサイに似合ってるって言われて安心した。
あなた
あなた
マサイも、かっこいいよ…!
きっと私も真っ赤なんだろーな。
マサイ
マサイ
あ、ありがと…
マサイは照れ隠しかふいっと顔を背けてしまった
みんなを見渡すと…
なぜか目を真ん丸にしてポカンとしていた
あなた
あなた
…??
どうしたんだろう…
変、かな?
あなた
あなた
み、みんな…変、かな?
私の言葉にみんながハッとした。
シルク
シルク
い、いや!似合ってるなって!!
な!?みんな!
ンダホ
ンダホ
そ、そーだよ!!
なんか、焦ってる…?
気のせいかな~
チラッとマサイを、見ると…
うっ…なんか、怒ってる~?
あなた
あなた
ま、まさい~…怒ってる?
マサイ
マサイ
別に怒ってはないけど…。
あなた、今日これ着て出て。
あなた
あなた
え?
マサイが渡してきたのは、今日マサイが着ていたパーカーだった。
なんでだろう…。
やっぱり変だった!?
そう思って、シュンとしていると…
マサイ
マサイ
似合ってないとかじゃねぇーからな。
あなた
あなた
あ、うん…
じゃあ、なんでパーカー?
マサイ
マサイ
かわいいから、あんまり他の人に見せたくない…
マサイは私に聞こえないようにして言ったみたいだけど私はそれを聞き逃さなかった。
あなた
あなた
え…
ボッと一気に顔が熱くなるのを感じた
あなた
あなた
い、今…
マサイ
マサイ
言うな…。
とりあえず、それ着て出て。
あなた
あなた
わ、わかった…
うぅ~恥ずかしすぎる…。
マサイったらここまで来ても私の嬉しい言葉ばっかり言ってくるし…。
みんなの前で見せつけても後でからかわれるだけなのに~。
もとき
もとき
あの二人のラブラブさには負けるねw
ダーマ
ダーマ
マサイもツンデレすぎなんだよなー。
ぺけたん
ぺけたん
素直に言えばいいのにね…w
ザカオ
ザカオ
ほんとだよw
シルク
シルク
もーこんなとこまできて、イチャイチャすんなって…。
あなた
あなた
イ、イチャイチャって…
あなた
あなた
あ、ご、ごめん…!
迷惑だったよね。ごめんね!
もとき
もとき
迷惑じゃないけど…胸が痛い…
あなた
あなた
え?
なんか、みんなそれに頷いてるけど…。
なんで胸が痛いんだろう…
シルク
シルク
ま!とりあえず準備しよーぜ!!
マサイ
マサイ
おう
スタッフ
失礼します!
本番30分前です!
10分前になったらまた来ますので!
ンダホ
ンダホ
ありがとうございます!
みんな、せっせと準備に取り掛かっていた
あなた
あなた
ふぅ~…
準備が終わって一息ついていると
ダーマ
ダーマ
隣いい?
あなた
あなた
あ、うん!
ダーマはよいしょーっとふざけて言って、私の隣のイスに座った
ダーマ
ダーマ
あのさ、
あなた
あなた
ん?
ダーマ
ダーマ
マサイから、離れないであげてな。
あなた
あなた
え?
ダーマ
ダーマ
あいつ、自分の気持ちあんまり正直に言うタイプじゃないから、伝わらないことも多いと思うけど
ダーマ
ダーマ
あいつはあいつなりに、あなたのこと相当愛してると思うからさ。
ただ、不器用なだけなんだよ…きっと。
ダーマの言葉は私の心にスっとはいってきた。
あなた
あなた
そっか…。
確かに、不器用だよね
ふふっと笑ってそう言った
あなた
あなた
マサイから離れるつもりはこれっぽちもないよ。
言葉に表さなくても、マサイの行動一つ一つから分かるよ…。
ダーマ
ダーマ
まぁ、そーだよなw
あなた
あなた
うんw
ダーマ
ダーマ
これを言いたかっただけだからw 戻るな。
あなた
あなた
うん。ダーマ、ありがと!
ダーマは立ちながらピースをして、その場を後にした
その後イベントは無事に終了し残るは例の握手会のみ…
シルク
シルク
みんなー、おつかれ!
あとは握手会だけだな~!
ザカオ
ザカオ
だな~!
確か…全員男でしょ?
つまんねーw
もとき
もとき
ショートの子見れないなw
ぺけたん
ぺけたん
残念ちゃんw
マサイ
マサイ
ちゃんと抽選したのかよ…ったくw
ンダホ
ンダホ
男だけね~w
ダーマ
ダーマ
ぶーw
あなた
あなた
男だけか~
マサイ
マサイ
無理、すんなよ…
あなた
あなた
うん!大丈夫!…多分?
マサイ
マサイ
多分かよw
あなた
あなた
うんw
マサイ
マサイ
結構さ、あなたの名前が書いてあるボードとかうちわあったよね
あなた
あなた
んね!びっくりした!!
あなた
あなた
マサイもいっぱいあったけどねw
マサイ
マサイ
俺はふつーw
スタッフ
みなさん!準備はよろしいでしょうか!
シルク
シルク
はい!大丈夫です!
スタッフ
では、握手会の方よろしくお願いします!
シルク
シルク
わかりました!
___無事握手会も終わりみんなで打ち上げ
あなた
あなた
ファンの方達といろんな話できて良かった!
マサイ
マサイ
なんか、あなたのボード持ってる人、多かった
ンダホ
ンダホ
まぁまぁ、ファンの人達に嫉妬すんなって~
マサイ
マサイ
嫉妬はしてないけどさ~。
ザカオ
ザカオ
してるだろw
あなた
あなた
マサイだって、女の子からいっぱいキャーキャー言われてたジャーンw
あなた
あなた
それと同じですよ~だw
マサイ
マサイ
あなた、朝言ったことちゃんと守ってねー?
マサイはいかにも悪そうな顔でそう言った
あなた
あなた
うっ…覚えていたか…
あなた
あなた
家帰ったらね…
マサイはニヤリと口角をあげて笑った
マサイ
マサイ
まってま~すw
もとき
もとき
急に上機嫌ですね~マサイくんw
ダーマ
ダーマ
いったい、どんなお約束なんでしょーねー?あなたちゃーんw
マサイとあなた
ナイショ!
シルク
シルク
はもんなwばーかw
あなた
あなた
なっ!バカだとー!w
ンダホ
ンダホ
わー!やべ!シルクがあなたを怒らせたぞー!w
ザカオ
ザカオ
w楽しそうでなにより
ぺけたん
ぺけたん
ほんとだねw
こうして、何事もなく終わったイベントと打ち上げ…。

みんなそれぞれ家に帰って今はマサイとあなたの二人きり。
マサイ
マサイ
よし、あなた。
あなた
あなた
ん?なに~?
マサイ
マサイ
なに~?じゃないでしょ。
マサイ
マサイ
早く、キスして
マサイ
マサイ
まだ、朝のこと許したわけじゃないんだからね~
あなた
あなた
うぅ~
せめて、しゃがんでくれ~(泣)
ほんとに届かないんだから~
20cm以上差がありますけど~?
あなた
あなた
せ、せめてしゃがんでよ…
マサイ
マサイ
えー、やーだ。
あなたが頑張って俺にキスしようとしてくれる所見たいし。
あなた
あなた
ドS…ばーかばーか!
マサイ
マサイ
そーゆーこと言っていいの~?
クイッと顎をもちあげられてマサイを見る

マサイは意地悪そうな笑みを浮かべていた
あなた
あなた
だ、だってぇ~
マサイ
マサイ
だって?
あなた
あなた
届かないもん…
マサイ
マサイ
はぁ…
あっ…呆れられちゃったかな…。
私がなかなかキスしないから。
あなた
あなた
ご、ごめん…マサ……んんっ!!
急に降ってきたマサイの唇に驚きを隠せなかった
あなた
あなた
マサ…イ……んんっ
息が苦しくなって呼吸が出来ない…。

私はマサイの胸をドンドンと軽く叩いた
あなた
あなた
はぁ…はぁ。
やっと唇を話してくれたかと思ったら、

またもや意地悪そうな笑みを浮かべている

マサイの顔が目の前にある
マサイ
マサイ
今、俺からキスしたからね?
だから、次はあなたの番だよ…。
マサイ
マサイ
ね?早く。
あなた
あなた
うぅ~
マサイは私の目の前に立って待っている
私は届かないことを分かっていながらもマサイの首に手をかけた
いくら背伸びをしても、届かない…
あなた
あなた
ねっ、届かない…

しゃ、しゃがんで…
マサイ
マサイ
かわいい
マサイ
マサイ
マサイは少しだけしゃがんで背伸びしてやっと届くくらいまでになった
チュッ
唇が触れたか触れないかくらいのキスだったけど、私にはこれが精一杯だった
マサイ
マサイ
やっぱ、約束これにして正解…。

あなた、可愛すぎ…。
あなた
あなた
もー絶対しない…。
マサイ
マサイ
しなくていい。
俺がするから。
あなた
あなた
え?…んっ
マサイは再び唇を重ねた
あなた
あなた
ホンットに、不意打ち良くない…
マサイ
マサイ
そんなこと言って、本当は嬉しいくせに
あなた
あなた
うっ…
マサイのそのドSな発言に拗ねながらも

胸がキューっとなるのを感じていた。

やっぱり、好き…
マサイside

無事にイベントが終わったのはいいけど…
握手会の時…確実にあなたの事を狙ってる男もいたし…不安しかない。
あなたのボード持ってる人も多かったし…。
まぁ確かにあなたは可愛すぎる。ましてや、あの衣装って。無自覚にも程があんだろ。

あなたからのキス…楽しみだな。
そしたら「届かない…」なんて言い出すから…
気づいたら俺はあなたの唇を強引に奪っていた。
あなたが俺の胸をドンドンと軽く叩いたから唇を離すと、あなたの顔は真っ赤。
可愛すぎて理性保ってる俺の身にもなれやw
頑張って背伸びしてるのを見たら、耐えられなくなって
仕方ないから少しだけしゃがんだら…
あなたは頑張って俺に触れるか触れないかくらいのキスをしてくれた。
正直、めちゃくちゃ嬉しかった…。
その後「もー絶対しない…。」とかいわれたけど別に構わなかった。
とか思ったけど内心、ちょっとショック…w
まぁ別に俺からキスすればいい話。
そう思って再び俺はあなたの唇に自分の唇を重ねた。




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作者
今回はとてもとても長めです!!
マサイくんとあなたの駆け引きが多くなっておりますね!♡
作者
はっ!!ぺけくん!誕生日おめでとう!!
ぺけたん
ぺけたん
ありがとう!作者さん!
作者
今年も良い年を!
ぺけたん
ぺけたん
良い年にします!

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