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第66話

覚悟
ドックンドックンと高鳴る心臓の音

あなたの両親が扉を開けるまでの数秒は

俺にとってはとても長く感じていた
あなたの母親
あなた、マサイくん
上がってー!
あなた
あなた
お母さん!
うん!
マサイ
マサイ
お、お邪魔します。
俺は緊張を隠しきれず

少し戸惑ってしまった。

あなたのご両親とは何度か顔は合わせているが

今日はいつも会うのとは別格だ
あなたの母親
ゆっくりしてってね〜!
あなた
あなた
はーい!
マサイ
マサイ
ありがとうございます
俺は軽く会釈をして靴を脱いだ
これを言われたらこう返事をする。

面接のような感覚でセリフを少し覚えたはず

にも関わらず、家に着いた瞬間

頭の中が真っ白になってセリフが全て飛んだ
あなたの父親
あなた、久しぶり〜
マサイくんも。
マサイ
マサイ
ご無沙汰してます。
俺はぺこりとお辞儀をした
あなたの母親
まぁまぁ、座ってー!
マサイ
マサイ
あ、はい。失礼します。
木製のテーブルを挟んで2対2で座る
マサイ
マサイ
本日は、お忙しい中時間を割いていただき誠にありがとうございます。
俺は座ったままお辞儀をした
あなたの母親
いいのよ〜!そんなの!
マサイ
マサイ
とても大切なお話があり、お邪魔させて頂きました。
あなたの父親
なんだ。大切な話とは。
あなたのお父さんの鋭い目付きに少し怯えた
マサイ
マサイ
あなたを…娘さんを僕にください…!
俺はおでことテーブルがくっつきそうなくらい深く頭を下げた
あなたの母親
私は賛成よ〜!
すごく頼りがいがあるし、優しいし!
会話もすごく弾むのよ〜!
マサイ
マサイ
ありがとうございます。
あなたのお母さんは、とても賛成してくれていた
あなたの父親
ただ、あなたのお父さんは…バツが悪そうな顔をしていた
マサイ
マサイ
お願いします。
あなた
あなた
お父さん…
あなたの父親
悪いが反対だ。
ドキリと心臓が跳ねる
何となく、そんなことを言われる気がしていた
マサイ
マサイ
……っ!
あなた
あなた
お父さん…!!
俺はお辞儀をしたまま唇を噛んだ
あなた
あなた
どうして…?
あなたは泣きそうになるのを堪えてお父さんにそう聞いた
あなたの父親
ここで言うのもなんだが…
YouTuberという職業で、安定した生活が送れる保証はない。
今は大丈夫かもしれないが、この先のことを考えてみてくれ。
20年30年後に、もしもYouTubeが無くなったら、どーするつもりなんだい?
あなたのことを捨てるつもりじゃないか?
その程度の覚悟なら絶対に賛成はしない。
確かに、YouTubeが無くなってしまったら

俺らはどうしようもない。
マサイ
マサイ
確かに、この先YouTubeが無くなる可能性も充分あると思います。
しかし、もしそうなってしまっても
僕はあなたのことを捨てるつもりは一切ありません。
生ぬるい覚悟でここに来たわけじゃありません。
俺はあなたのお父さんの目をしっかり見てそう伝えた
あなたの父親
口で言うのは簡単だ。
そんなのなんとでも言える。
どんな事があっても、あなたと一緒に乗り越えられる自信はマサイくんにはあるのか?
あなたのことを最優先に考えることは出来るのか?
あなたのことを死んでも守り抜ける覚悟はあるのか?
あなた
あなた
お父さん!
あなたの父親
うるさい。あなたは口を出すな。
マサイくんに聞いているんだ。
お父さんは俺から目をそらさず、あなたにそう言った
マサイ
マサイ
大丈夫だよ、あなた。
マサイ
マサイ
もちろん、僕はあなたとどんな困難があろうと一緒に乗り越えられる自信があります。
どんなに大きな壁が立ち向かってきても必ず2人で乗り越えてみせます。
あなたのことを放っておくなんてことは何があってもしません。
僕は、あなたのためなら死んでもいいと思っています。
マサイ
マサイ
あなたのためにならこの命を捧げてもいいと思ってます。
俺はそう言うとあなたの手を握りしめ、もう一度深くお辞儀をした
マサイ
マサイ
お願いします。
あなたと一緒に幸せになりたいんです。
あなたの父親
ふぅ…
お父さんは少し間を空けるとあなたに問いかけた
あなたの父親
あなた…
あなたの父親
お前は今、幸せか?
あなた
あなた
幸せだよ
あなたはお父さんに優しく微笑みかけた
あなたの父親
マサイくんと素敵な家庭を築くといい。
お父さんはそう言って立ち上がった
マサイ
マサイ
ありがとうございます!!
俺とあなたは一緒に立ち上がって俺は深くお辞儀をした
あなた
あなた
ありがとう!
お父さん、お母さん!
あなたは目に涙を浮かべそういった
帰り際、あなたのお母さんにそっと耳打ちされた
あなたの母親
あなた、お父さんに似て素直じゃないと思うけど、よろしくね?
マサイ
マサイ
あははっ、そうですね。
素直じゃないところも含めて全部が大好きなので任せてください。
俺はにこりと笑ってからお辞儀をしてその場をあとにした
あなた
あなた
マサイ…
マサイ
マサイ
ん?
あなた
あなた
ごめんね…お父さん。まさか反対すると思ってなくて…
マサイ
マサイ
いや、全然だよ。
あなたのことをほんとに大切に思ってるってことだよ。
あなた
あなた
…うん。そうだけど、あんな言い方しなくてもいいのに…
あなたは少し口を尖らせてそういった
マサイ
マサイ
まぁまぁ。
あなた
あなた
でも、マサイ…すごいかっこよかった。
私との結婚、そんな風に思ってくれてたなんて思ってなかったから。
あなたは少し目を伏せてそういった
マサイ
マサイ
当たり前だよ。
中途半端な覚悟で結婚なんか出来ない。
あなた
あなた
そっか…。
でも、すごい嬉しかった。
あなたそういうと俺に抱きついてきた
マサイ
マサイ
もう、死んでも離さない…
そう言って俺は抱き返した
あなた
あなた
えへへ、私も〜
俺はそっとあなたから体を離した
マサイ
マサイ
あなた
あなた
あなた
ん?
俺は片膝を床についてあなたの前に手を差し出した
マサイ
マサイ
俺と、結婚してください。
あなた
あなた
……ひっぐ…グスッ…
あなたの鼻をすする音と共に床に何滴かの涙が落ちた
あなた
あなた
はい……ひっく…
そう言ってあなたは俺の手をとった
手を握られた瞬間、俺はあなたを抱き寄せた
マサイ
マサイ
愛してる…
俺はあなたの頬に手を当てて優しくキスをした
あなた
あなた
私も愛してる…







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ここまで読んで頂いきありがとうございます!

はい!またしても遅くてごめんなさい!!

言い訳入らねー!って思うかもしれませんが

ほんとに毎日、塾だったんです😭

ごめんなさい…。

良ければいいねとお気に入り、コメントお待ちしてます!