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第68話

婚約者
1,525
2020/10/25 15:42
マサイ
マサイ
あなた、母さん、ご飯食べよーぜ?
あなた
あなた
うん!そーだね!
「あっ、そーだ!」とマサイのお母さんは手を叩きながら言った
マサイの母
マサイの母
料理たっくさん用意したから遠慮なく食べてってねー!
マサイのお母さんはとてもニコニコしながらそう言った
あなた
あなた
ありがとうございます!
料理から何までほんとにありがとうございます!
マサイの母
マサイの母
いいのよぉ〜!
あなたちゃんが来るの楽しみだったんだから〜!
あなた
あなた
ありがとうございます(*´`)
そのまま3人で1階に降りると、マサイのお父さんが料理を机の上に並べているところだった。
あなた
あなた
あ、お手伝いします!
マサイの父
マサイの父
あぁ、ありがとう。
マサイのお父さんは少し微笑んだ。
2人で料理を机の上に並べている最中にマサイのお父さんはこう話し出した。
マサイの父
マサイの父
うちの息子が、あなたさんのようにとても綺麗な方とお付き合いしているなんて知らなかったよ。
あなた
あなた
いえいえ、とんでもないですよ!
マサイの父
マサイの父
私は携帯を使い慣れていなくてねぇ。
YouTuber??とか言うのを知ったのもつい最近なんだよぉ〜。
あっはははっと笑いながらマサイのお父さんは話を続けた。
マサイの父
マサイの父
マサイが変わったのはほんとにあなたさんと出会った頃からなんだよ。すごく前向きになったんだ。あまり外に出たがらなかったマサイが、自分から外に遊びに行ったりするなんて、、その時は涙がでそうだったよ。
あなた
あなた
マサイくんの変わるきっかけになれて良かったです!
マサイの父
マサイの父
ほんとにありがとう。
あんな息子だけど頼りにしてやってくれ。
と、深々と頭を下げた
あなた
あなた
え、ちょ、お父さん!お顔を上げてください!!
私は焦った
あなた
あなた
マサイくんのこと、いつもほんとに頼りにしています。何があっても助けてくれます。私はマサイくんとあの時出会えていなかったら、私はこの世にいなかったかも知れません。
マサイのお父さんは少し驚いた顔で私を見た
あなた
あなた
私もマサイくんに出会えたからこそ変わることが出来ました。これからもマサイくんと一緒にたくさんのことを経験して、一緒に色んな壁を乗り越えて行けたらいいなと思ってます。
「こちらこそ、マサイくんのことを産んでくれてありがとうございます」と頭を下げた。
マサイの父
マサイの父
そんなこと言われるなんておもわなかったよ。
これからも2人で頑張ってくれ。
私とお母さんもあなたさんの味方だからね。
と優しく呟いた。
あなた
あなた
ありがとうございます!
なんだかんだでお互いの家への挨拶は無事に終了した。
あなた
あなた
あー、緊張したぁ〜!
マサイ
マサイ
あなた、ガチガチだったねー笑
あなた
あなた
マサイのお父さんとお母さんすっごいいい人ですぐ打ち解けちゃったけどね〜!(*^^*)
と、あなたはニコニコしながらそー言った
マサイ
マサイ
自分の両親と自分の婚約者が仲良くなるのってすげぇ嬉しいな
あなた
あなた
ふふっ、そーだね!
俺とあなたは仲良く手を繋ぎながら帰った
次の日、シルクとンダホが家に来た
シルク
シルク
邪魔するぜぇ〜
ンダホ
ンダホ
やっほ〜
あなた
あなた
シルク!だほちゃん!
マサイ
マサイ
おー、どしたー?
シルク
シルク
いやさあ、2人の結婚式どーしよーかなって話しに来た!
ンダホ
ンダホ
そそそー!
マサイ
マサイ
どーするって??
俺とあなたは首を傾げた。

どーするって、何をだ??
シルク
シルク
誰を呼ぶかとかどこでやるかとか!
色々あるじゃねーか!‪笑
マサイ
マサイ
あ、そゆこと?‪笑
あなた
あなた
そゆことかぁ〜!
誰呼ぶかなぁ〜、

確かにあんまり考えてなかったな。
ンダホ
ンダホ
やっぱYouTuber仲間は呼びたいよね!
マサイとあなたの友達とかもね!
シルク
シルク
そーだな!
あなた
あなた
友達ーかー。
あなたは少し曇った表情をした
マサイ
マサイ
どうかした??
あなた
あなた
いや、なんか〜。
マサイと付き合ってるって言うのを公表した時から女の子の友達ほぼいなくなっちゃったしなぁ〜みたいなぁ、、
あはは、、とあなたは苦笑いをしながらそう言った
マサイ
マサイ
まじ?
それはほんとにごめんな。
あなた
あなた
ううん!
マサイとか他のみんなのせいじゃないよ!!
別に学校に友達いなくても家に帰ってきたらみんないるからいいのー!
マサイ
マサイ
そ、そうか、、?
ありがとう。
シルク
シルク
おー!そーだそーだ!
俺らがいるもんなー!
ンダホ
ンダホ
そーだよねー!
あ、凱斗君とか優香ちゃんとかは誘いなね!
あなた
あなた
うん!そのつもりー!
その後、どこの式場にするかなどを決めて早速その式場に電話して下見をする事になった。

その日に一緒にドレスを選んだりするだとか、、

あなたのドレス姿、、、
絶対かわいい。見た瞬間襲っちゃいそう、、
なんてね。

他の人にあんまり見せたくないけどぉ、、、
まぁ仕方ないか。


俺らは下見をする日を楽しみに待っていた。

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