第62話

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2019/03/25 05:36
2人だけの甘い時間に浸ってばかりいることも出来ずマサイに手を引かれて家に帰る

もっと、2人でギューしたりチューしたりしたいなー

なんて思ってる中いつのまにか私はベッドの上でマサイの腕の中にいた
あなた
あなた
ねーねーマサイ?
マサイ
マサイ
なに?
可愛く首を傾げるまさい……好き!!!
あなた
あなた
ううん、呼んでみただーけ!
マサイ
マサイ
なんだそれ…
ふっと笑って私の頭を撫でる
んーーーー!!!

もうそーゆーとこも好きだよ!だいすき!!

ばーーか!!
マサイ
マサイ
何言ってんの?
ククッと笑いながら私を見るマサイ
あなた
あなた
え、い、今の…
え!?私心の中で喋ったつもりが……

まさか声にでてた…!?!?!?
マサイ
マサイ
すきー、だいすきー、ばーかって‪…
あなた
あなた
ファッ!!言うなー!!
私は恥ずかしくなって顔を両手で隠す
でもその手はマサイの手によってどかされた
あなた
あなた
み、見ないで…
今、顔真っ赤だし……

こんなの恥ずかしいよぉ〜…
マサイ
マサイ
まじかわいい……なんなの。
俺の事殺そうとしてるでしょ?
その可愛さで。
あなた
あなた
な、何言って……
そう言いかけてマサイの目を見ると

何故かすごく真剣な眼差しを向けられていた
あなた
あなた
な、なに……
私はフイっと顔を背けながら言った
マサイ
マサイ
もっとこっち来てよ…
あなた
あなた
え?
今にも消えそうな声で言ってたけど

ちゃんと聞こえてました……。はい。

なんでそんなに甘えてんくんのぉ〜…可愛い。
マサイ
マサイ
もっとこっち来いよ
急にそんなあまーーい空気からドSに変わるの早いよ!!!

まぁそのギャップも好きですけど!!!
あなた
あなた
ん〜……
マサイ
マサイ
遅い…
そう言って私の腰に手を当ててグイッとマサイの方に引き寄せられた

マサイの唇と私のおでこが触れそうな距離
マサイの吐息がおでこにかかる
私はその微妙な感じが耐えられなくなって

いつのまにか…

マサイの上に覆いかぶさりマサイにキスをしていた
マサイ
マサイ
…!?
唇を離すと不意にマサイと目があった
マサイ
マサイ
な、なんで……
あなた
あなた
あ、いや、その…ご、ごめん…
私は自分がやったことに今更恥ずかしくなってマサイの上から降りて、ベッドに座った
マサイ
マサイ
別に謝んなくても…
マサイもベッドにあぐらをかいて座った
あなた
あなた
急に、嫌だったよね…
マサイ
マサイ
別に…嫌とは言ってねぇじゃん
うぅ〜…な、なんて言おう…
そう思った瞬間マサイに腕を引っ張られて

そのままマサイの胸板にダイブしてマサイに抱きしめられた
あなた
あなた
わっ!
マサイ
マサイ
あんま、あなたからしてくれることないから…
ちょっとびっくりしただけだから。
嫌とか勘違いすんなよ…
キュウウっと私の胸が締め付けられた
あなた
あなた
あ、甘えたくなっちゃって……
マサイ
マサイ
別に…いつでも甘えろ……。
マサイの顔を見ると耳まで真っ赤になっていた
マサイ
マサイ
み、見んな…
マサイは顔を背けた
そんなマサイを見て私まで顔が熱くなる
マサイ
マサイ
もう、無理…
あなた
あなた
え?な…
何がって言おうとしたけど言えなかった

なぜなら、マサイに押し倒さ

強引にキスをされた
マサイ
マサイ
ん……っ…
あなた
あなた
んっ…ふ………
くるしっ……

こんなキス…初めて。
あなた
あなた
まっ……さ…くる…しっ
マサイに訴えかけるも、唇を離すことはなかった
時々聞こえるマサイの甘い吐息が私の理性をくすぐる
意識が飛ぶ寸前でマサイが唇を離した
あなた
あなた
ハァ…ハァ……
チュッと音と当時に鎖骨に少し痛みが走る
あなた
あなた
んっ……
マサイ
マサイ
鎖骨…綺麗だよね
多分鎖骨にキスマークをつけたんだと思う

でも私の鎖骨よりもマサイの鎖骨の方が綺麗
あなた
あなた
マサイの方が綺麗だよ…?
私はそう言いながら、マサイの来ているTシャツの首元をずらしてマサイの鎖骨に触れる
あなた
あなた
私、マサイの全部が大好き
マサイ
マサイ
え…?
あなた
あなた
私、マサイに言ってないことがあるの…
これを聞いたらマサイは引くかもしれないと思ってずっと黙っていた
マサイ
マサイ
なに…?
あなた
あなた
引かないで聞いてくれる…?
あなたは少しだけ目を潤ませて俺に問かける
マサイ
マサイ
当たり前だ
あなた
あなた
マサイの体全部が、私のフェチに刺さってる…
ん?どーゆーこと?

なんか、よくわかんない…
マサイ
マサイ
ん?
あなた
あなた
その鎖骨も首筋も腕も脚も全部全部…
私が求めてきたものなの…
マサイ
マサイ
うん
なんか、あんまり内容掴めてないけど…

まぁ俺の体が好きってこと?でいいのか?
あなた
あなた
でも、だからといってその体だけ好きなわけじゃないよ?マサイのこと心から愛してるし死ぬまで一緒にいたいって思う人だから。
マサイ
マサイ
うん…でも、俺別に引かないよ?
あなた
あなた
結構、キモイ事言ったんだけど…な
『あはは』と軽く笑うあなた
マサイ
マサイ
キモくないよ?
俺の体全部が好きってことでしょ?
あなた
あなた
う、うん…
マサイ
マサイ
むしろ嬉しいよ?
あなたとする時にそんなふうに思って貰えてるなんて…
あなた
あなた
そ、そっか…
あなたは少し顔を赤くした
マサイ
マサイ
俺も、あなたの体全部大好きだよ?
あなた
あなた
へ?
急にそんなことを言われて

間抜けな声がでるあなた
マサイ
マサイ
鎖骨も胸もお腹も腕も…
あなた
あなた
う、うん…
マサイ
マサイ
でも俺が1番好きなのは、あなたの脚が好き
マサイ
マサイ
細いのにすごく柔らかくて…好き
そう言って俺は
あなたの太ももに服の上からキスをした
あなた
あなた
んっ……
マサイ
マサイ
だから、お互い様…
マサイ
マサイ
ね?
俺はあなたを上から見下ろす

あなたの頬はほんのり赤くなっていた
マサイ
マサイ
あなたの表情もだーいすき…
俺はあなたのおでこと俺のおでこをコツンと合わせてあなたの頬に手を添える
マサイ
マサイ
喜んでる時も照れてる時も怒ってる時も泣いてる時も、全部がいとおしいと思う…
俺がそういうと余計に顔を赤くするあなた
マサイ
マサイ
ほら、その表情も…まじかわいい
こんな可愛い顔もするんだぜ?ってみんなに見せつけてやりたいけど…俺の前だけにして欲しい…そんな顔他でされたらたまったもんじゃないわ
あなた
あなた
……マサイの照れてる顔も世界で1番可愛いよ?
マサイ
マサイ
なっ……
少しだけ潤んだその瞳でそんなことを言われては、返す言葉がない…から俺はあなたにキスをした
マサイ
マサイ
その顔…ずるすぎ…
マサイ
マサイ
俺の事…どこまで遊べば気が済むわけ…
あなた
あなた
遊んでる…?
あなたは少し首をかしげた
マサイ
マサイ
なんでもない…
その仕草1つ1つが可愛すぎてどうにかなりそう…
あなた
あなた
ん…?
あなたはよく理解してないみたいだけどまぁいいか
マサイ
マサイ
とりあえず、もう寝るよ
あなた
あなた
うん…ってわぁ!
俺はあなたの腕を引っ張って思い切り自分の方に抱き寄せて布団に入る
マサイ
マサイ
これくらい…許して
あなた
あなた
う、うん…
その日
結局俺はドキドキしすぎてほとんど寝れなかった






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