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第47話

認めない
ピピッとアラームの音が部屋に響く
いつもはアラームでは起きない俺が珍しく起きた
マサイ
マサイ
……くぁ~…
あくびをしながらリビングに向かうと、既にあなたは朝食を作り終えていた
あなた
あなた
あ、おはよ!
今から起こしに行こうと思ってたんだけど、起きれてよかったね!
朝からあなたの元気いっぱいの笑顔が目に焼き付かれた
マサイ
マサイ
うん。良かった。
ホントはあなたの声で目覚めたかったけど。
あなた
あなた
なっ……!?
顔を一気に赤く染める

なんだよその反応…
可愛すぎだろ。
あなた
あなた
そっそんなことより!朝ごはん食べよ!
あと1時間で行くから!
あなたは話を逸らした。

まぁそんな所も可愛いから好き。
マサイ
マサイ
ん。
俺は顔を洗って、椅子に座り
あなたと声を合わせて「いただきます」と言った。
朝からこんなにも美味しいご飯を好きな人と一緒に食べれて、俺はほんとに幸せだ。
マサイ
マサイ
ほんとにあなたの料理美味しい
あなた
あなた
そー?ふふっ、よかったー!
俺はその笑顔を見てから、再び箸を進める
2人で「ごちそうさま」をして、俺は着替える
ダメージジーンズを履いてTシャツを着る。
その上から薄手のパーカーを羽織った
リビングに戻るとあなたはもう出る用意を終えていた
マサイ
マサイ
行くか?
あなた
あなた
うん!…ってマサイそれで行くの…?
マサイ
マサイ
ん?だめ?
ダサいってことか…?
あなた
あなた
ダサいとかじゃなくて…
あなた
あなた
カッコよすぎる…
そんなの誰にも見せたくないんだけど…。
あなたはふいっと横を向きながら言うその顔は真っ赤だった
マサイ
マサイ
かっこよすぎちゃ、あなたにとってなんか都合悪いのか?
あなた
あなた
悪くない。むしろ好都合…だけど、キャーキャー言わるじゃん。かっこいいから。
まるで私が邪魔者みたいだもん…
マサイ
マサイ
ばーか
ぽんっとあなたの頭に手を置いて

あなたの顔をのぞき込むようにして腰をかがめる
マサイ
マサイ
俺はお前しか見てねぇよ
あなた以外に興味なんかない。
ほら、早く行くぞ
俺はあなたの手を引っ張って外に出る
あなた
あなた
もう……でも好き…。
マサイ
マサイ
知ってる
俺ら相当なバカップルだな

そんなことを思いながら、あなたと手を繋いで道を歩く
相変わらず女子高校生からの甲高い声と男子高校生の青ざめた顔がある。
あなた
あなた
マサイ~…大丈夫?
マサイ
マサイ
ん?何が?
俺の顔をのぞき込むように上目遣いで聞いてくる
あなた
あなた
いや、なんか色々…
マサイ
マサイ
じゃあさ~…
クルッと俺は振り返ってあなたの目線に合わせてかがむ
あなた
あなた
わっ
マサイ
マサイ
見せつけてみる?
あなた
あなた
え?ど…
どういうこと?と言おうとするあなたの言葉を遮って

あなたにキスをした
あなた
あなた
え…
あなたは顔を真っ赤にして俯いた

周りはずっとキャーキャー言ってる

でも

あなたが可愛すぎてそれどころじゃない。
新島 凱斗(にいじま かいと)
おいっ!!
後ろから呼ばれる

振り向くとそこには…

ライバルとも言える「新島凱斗」がいた
あなた
あなた
か、か凱斗…!?
マサイ
マサイ
な・に・か?
俺はニヤッとする

多分今のを見てたんだろう。

まぁいいや、俺にとっては好都合だし。
新島 凱斗(にいじま かいと)
「な・に・か?」じゃねぇーよ。
何外で見せつけてんだよ。
あなたが可愛そうだろ。
マサイ
マサイ
可哀想…ね?
俺はあなたを見る
あなた
あなた
何言ってんの!凱斗!
別に嫌とか思ってないし!
マサイ
マサイ
だって~。どー?
再び凱斗の顔を見るとあからさまにゆがんでいた
マサイ
マサイ
ただの嫉妬だろ?
わかりやすいんだよ…。
「奪えるものなら奪ってみろ」そう言っただろ?
マサイ
マサイ
俺はあなたを誰にも奪われないようにしてるだけ~。それと…
あなたを見て、目線で伝えた
あなた
あなた
私…
あなた
あなた
マサイから離れるつもりないから…
私はマサイ以外を…好きにならない!
ドサッと何かが落ちる音がした
新島 凱斗(にいじま かいと)
なっ………
音がした方を見ると凱斗がカバンを道路に落としていた
新島 凱斗(にいじま かいと)
そんなこと言われても、俺は諦めねぇから!
何があってもだ!俺だって…お前以外を好きにならねぇ!覚えとけ!
捨て台詞のように言って、走って行ってしまった
マサイ
マサイ
あなた…
あなた
あなた
ん?
マサイ
マサイ
可愛すぎるんだけど…。
学校行かせたくなくなってきた。
今日は一緒にいて。帰るよ。
俺はあなたの手を引っ張って、学校とは反対方向に向いて家に向かった
あなた
あなた
うぇ?ま、マサイ…!学校はー!?
マサイ
マサイ
今日は休め。俺が連絡しとく。
あなた
あなた
皆勤賞…貰えない…
しょぼんと肩を落とすあなただけど

俺はあなたが可愛すぎてどうしようもない。
マサイ
マサイ
悪いけど、今日は離れさせない。
あなた
あなた
そんなぁ~…
俺は学校に連絡をして、家へついた
マサイ
マサイ
熱中症って言っといたから、明日なんか聞かれたら話合わせといてね
あなた
あなた
うぅ~…は~い…
あなたはカバンを下ろすと、ソファに腰掛けて体育座りをし口を膨らませている
マサイ
マサイ
まじで可愛すぎなんだけど…なんなの。
あなた
あなた
学校行きたかった…
マサイ
マサイ
今日は無理。
俺は即答した。

俺はあなたの隣に座った。
あなたはふいっと顔を背けた
マサイ
マサイ
なに…誘ってるわけ?
あなた
あなた
誘ってなんか!ふぁ!
あなたがこちらを向いた瞬間にほっぺたをフニっとする
マサイ
マサイ
俺と一緒にいるの嫌なの?
凱斗がいる学校に行きたいの?
俺より、凱斗と一緒にいたいの?
あなた
あなた
そんなことゆってないじゃん
自分で言ってて少しイラッとした。

あなたが俺以外の男と一緒にいたいとかありえない。

というか、俺が許さない。
マサイ
マサイ
じゃ、ちゃんと言って?
そしたら許す
あなた
あなた
……
あなたは俺を睨む
マサイ
マサイ
なんだその可愛い顔は。
あなた
あなた
私が他の男と一緒にいたいわけないでしょ…。何言ってんの。
学校は、友達がいるから行きたいだけ。
凱斗がいるからじゃないよ。
あなた
あなた
マサイのことしか好きにならないってさっきいったでしょー!ばーーか!
そう言ってあなたは腕組をして、口を膨らませた
マサイ
マサイ
なにが、ばかだ…
知ってるよ、んなこと。
あなたが俺以外の男と一緒にいたい思ってないって。
あなた
あなた
なら言わせないでよ…
あなたは口を尖らせた。

何をしても可愛い。もうだめだ。
マサイ
マサイ
言って欲しかったから言わせたんでしょ。
あなた
あなた
むぅ~…でも好き…。
あなたは俺の腕を掴む
マサイ
マサイ
だから知ってるって。
俺も好き。
あなた
あなた
知ってる…。
あなた
あなた
てか、今日何するの?暇じゃん
マサイ
マサイ
あなた。ここ来てゲームしよ。
俺はswitchをもって床に座り直し、脚を開いてその間を手でポンポンする
あなた
あなた
普通にとなりでやろーよー
とかいいながら、間に座ってくるあなたは素直過ぎてもうやばい…
マサイ
マサイ
やーだ
そう言ってあなたの頭の上に顎を置く
マサイ
マサイ
こーやってゲームしてみたかった
あなた
あなた
しょーがないな~
「ふふっ」と笑うあなた
表情は見えないけどなんとなく分かる
ピコンッ
あなた
あなた
あ、LINEだ
マサイ
マサイ
誰から?
後ろからあなたの携帯を覗き込む
すると、あなたはバッと携帯を伏せた
あなた
あなた
な、なんでもない!と、友達!
あきらかに焦ってるし…
嘘ついてるのバレバレなのに
マサイ
マサイ
嘘つくなよ…バレバレ
あなた
あなた
うっ…
あなた
あなた
凱斗…
だと思った。
凱斗じゃなかったら隠す必要ないもんね
マサイ
マサイ
んで、なんて?
あなた
あなた
これ…
あなたから携帯を受け取った
『あなた!お前登校してたじゃねぇか!
体調でも悪くなったか?熱中症か?帰りにマサイさんの家に寄るから待ってろよ!あと、マサイさんがでるなよ!お前がでろ!絶対な!』
はぁ?
子供かっつーの…
でもなんだか面白くてつい吹き出してしまった
マサイ
マサイ
こいつ、面白いやつだな…
あなた
あなた
面白くない…
マサイ
マサイ
よっぽどあなたのこと好きなんだな~
あなた
あなた
私は幼馴染としか見れないよ…
マサイ
マサイ
脈アリですよっていうオーラでもでてたんじゃね?
ちょっとふざけ半分で言ってみた
あなた
あなた
出てないよー!
マサイ
マサイ
ほんとか?
あなた
あなた
じゃー、これから毎日出してあげようか?
ほかの男の子に!
マサイ
マサイ
ふーん。
じゃー俺も女の子達に色気プンプン匂わせとこっかな~?
あなた
あなた
やだ!だめ!
まぁー、しねぇけど。
てかするわけねぇだろ。
マサイ
マサイ
それと同じだあほ。
あなた
あなた
ごめん
怒ってるわけじゃないから、謝んなくていいのに…
マサイ
マサイ
あなた、そんなに謝んなくていい。
あなた
あなた
え?
マサイ
マサイ
ちょっとは、ワガママになってもいいと思う。
あなた
あなた
うん…ありがと!
ほんとに素直なとこも大好き
マサイ
マサイ
ん。まぁ凱斗のやつは適当に返事しといて。
お見舞い来るくらい許す。
あと、あがらせる。
あなた
あなた
え!?大丈夫なの?
マサイ
マサイ
話したいことが山ほどあるからな。
あいつと話すの、少し楽しみだわ。
あなた
あなた
そ、っか。わかった。
マサイ
マサイ
ゲームしよ
あなた
あなた
うん!!
それからゲームをして
一緒にお昼ご飯を作って食べた

何やかんやで、もう夕方
ピーンポーン
マサイ
マサイ
凱斗だよ。
あなた出て。
あなた
あなた
『はーい』
新島 凱斗(にいじま かいと)
『見舞い。したまで来い』
マサイ
マサイ
上がらす
あなた
あなた
『上がってきていいよ。今扉開けるから』
新島 凱斗(にいじま かいと)
『わかった』
一瞬だけ目を開いてからそう言って玄関まで来た
ガチャリと、あなたが扉を開ける

その様子を俺は見えない位置からそっと見守る
あなた
あなた
わざわざありがとう。凱斗。
ごめんね?ちょっと体調悪くなっちゃって…
新島 凱斗(にいじま かいと)
別に…。
あなた
あなた
わっ
何事かと思った。

ありえない光景を目にした。


凱斗が




























あなたにキスをしていた

後頭部に手を回し押さえつけるかのように

無理やり。
あなた
あなた
んっ…!
ちょ…っかい…っと!やめっ…て!
マサイ
マサイ
おい
俺はグイッとあなたを凱斗から離した
あなた
あなた
ぷはっ!
マサイ
マサイ
お前何したか分かってんの…
新島 凱斗(にいじま かいと)
……
なんでそこで黙るんだよ。
ふざけんな。
人の女に手出しといて。
マサイ
マサイ
とりあえずあがれ。
話したいことが増えた。
あなた
あなた
マサイ…
あなたは今にも涙が出そうなくらい
目に涙をためていた
マサイ
マサイ
大丈夫だから
あなたはコクリと頷いた

凱斗はそのまま無言で俺の部屋に入るなり

少し遠くにある椅子に腰掛けた

あなたはずっと俺の手を握っている

少しだけ震えているのが分かる。

俺は握り返した。
マサイ
マサイ
聞きたいことが山ほどあるけど
今はそんなことどうでもいい。
マサイ
マサイ
お前、何しに来たんだよ。
お見舞いっつただろ。
新島 凱斗(にいじま かいと)
関係ねぇだろ
マサイ
マサイ
大有だろ。
イライラする。

さっきの光景がフラッシュバックする。
あなたは俺らの様子を伺っているようだけど、何も言わなかった
マサイ
マサイ
人の彼女に手だしといて、なんも言わないの?
新島 凱斗(にいじま かいと)
なんで……なんだよ
マサイ
マサイ
え?
新島 凱斗(にいじま かいと)
なんでお前なんだよ!!!
凱斗の声にビクリと肩を揺らすあなた
マサイ
マサイ
なにが?
ここで俺が大声出しても、意味が無いと思って冷静になった。
新島 凱斗(にいじま かいと)
ずっとあなたの隣にいるのは俺だった!
モテてるあなたの相談相手はいつも、俺か優香だった!!
新島 凱斗(にいじま かいと)
俺はずっとずっとあなたを想ってきた!
小学校の頃から…。
あなたの隣にいれるならって…辛くても想いを隠して一緒にいたんだ。
それなのに、俺に好意を向けるどころか気づいてくれない。
新島 凱斗(にいじま かいと)
告白しても、普通に接せられる方が辛かった。少しくらい意識してくれてもって…
それなのに、有名なYouTuber男に取られるし…意味わかんねぇよ!
お前なんか、好きにならなきゃよかった!
そしたらこんな思い……しなくて良かった…
あなた
あなた
凱斗…
「好きにならなきゃよかった」
初めて言われた。

でもこんな時でも重ねてしまうのはいつもマサイ

マサイに言われたらどう思うだろう。

でも、ごめんね。凱斗…

マサイと出会ってなくても、凱斗のこと

幼馴染としか見れてない…
マサイ
マサイ
好きになった女に「好きにならなきゃよかった」とか、バカなのかよ。
新島 凱斗(にいじま かいと)
は……?
マサイ
マサイ
お前はいまどうしたいんだよ。
俺たちの仲を引き裂きたいのか?
あなたの好意が欲しいのか?
あなた
あなた
マサイ…
あなたは俺を見る。

今にも泣きそうな顔で…
新島 凱斗(にいじま かいと)
こんなやつのどこがいいんだよ!あなた!
俺、わかんねぇよ…!
危険な目に合わせたやつだぞ!分かってんのかよ!
その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かがプツッと切れた
あなた
あなた
……帰って……。
新島 凱斗(にいじま かいと)
え?
あなた
あなた
……帰って…!
マサイ
マサイ
あなた…
泣いていた。

凱斗を思ってなのか、俺を傷つけた凱斗への怒りなのか分からなかった。
新島 凱斗(にいじま かいと)
俺は、認めない。
そう言って、凱斗は俺の家を飛び出した