スングァンside
マネヒョンが待ってるから急がなきゃいけないのにカトクを教えてって切り出せない…
バラエティで共演した人とか先輩に聞くよりも
何十倍、いや、何百倍も緊張する
目の前で多分何かを一生懸命考えてあるであろうあなた
先に話しかけてあげたらあなたも話しやすくなるって分かってるのに喉にデカかってる言葉があと少しの所で引っ込む
マネ『スングァンさん?』
あと少し、あと少しで気持ちが決まるのに…
もうこの際次の時でも、いやダメだ
今聞かなきゃ後悔しそう
スングァン「あのさあなた」
____
なんとかカトクを聞けて少しほっとしつつ
逃げるようにマネヒョンの元に向かう
スングァン『遅くなってすいません』
マネ「凄い百面相してて怖かったですよ笑」
スングァン「え、ほんとうですか?!」
スングァン「ヒョン、僕平常心で違和感なかったですか?」
マネ「無かったよ。顔以外は笑」
スングァン「バカにしないでくださいよ~!」
マネ「あ、あなたさん」
スングァン「えっ!?どこですか!!!?」
マネ「うそです出発しますね~」
スングァン「そうやってすぐ人をおちょくる…」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。