第8話

# 8
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2018/04/07 01:20
そして 、私達 は 中学生 と なった 。
あなた

玲 ~ 於 ~ !

昔 から ずっと 変わらない


私 の 朝 の コール 。
でも 、1つ 変わった 。
玲於
玲於
わり 。
玲於 の 態度 が 変わりました 。
思春期男子 ということも あるのか


とても 冷たくなっちゃった 。
あなた

うん … ?

すっかり 背 も 大きくなって


私 を 上から 見てくる 。
玲於
玲於
早くしろ ~ 。
足 の 長さ も 玲於 の 方 が 長いから


歩幅 も 違って 。
いつも 、私 に 合わせていた


玲於 は いつしか 自分 の ペース で


歩くように なっていて なんか 悔しい 。
あなた

ちょっと … !
待ってよ !

なんて 、言っても


いつも ヘッドホン してるし


絶対 聞いてくれない 。
あなた

も ~ いい 。
私 1人 で 行くから 。

私 は 速度 を 遅めた 。
すると
玲於
玲於
俺 は それでも
付いてきたけどな ~ 。
 ムカつく… 。
あなた

はいはい!
わかりましたよ ~ だ !

玲於 の ところ に 走って 行く 。
玲於
玲於
足 遅 。
あなた

は !?
50m 7.5 ですけど 。

玲於
玲於
俺 、7秒 。
ほんと ムカつく 。


0.5秒 しか 変わらないでしょ !
あなた

はいはい ~ 。

玲於
玲於
なんだそれ 。
顔 が おばさん だぞ 。
あなた

私 が おばさん なら
玲於 は おじさん だわ !

玲於
玲於
 何回 も 聞いた 。
と言うと 


ヘッドホン を 付け直す 。
あなた

ちょっ !

今 、玲於 の 頭 の 中 は 音楽 モード 。
あなた

も ~ 。
優しかった 玲於 は
もう 、いないのか 。

なんて 、小声 で 言った 。
玲於 は 気づく 要素 も 無く 前 を 見てる 。
私 だけが 知っていた


玲於 は どこ行ったの … ?
学校 でも 玲於 は モテる 。
クラス も 違う から


私 が 知らないこと だって たくさん ある 。
いつも 一緒 だったから


私 が わからない事 が 増えてくると


何故か 、モヤモヤ してしまう 。
私 は 立ち止まった 。
 すると 玲於 が 振り返って
玲於
玲於
なにやってんの?
足痛いの ?
しっかり ヘッドホン も 取ってくれる 。
あなた

違う … 。

玲於
玲於
じゃ なに ?
呆れた顔 。


私 が 知ってる 玲於 じゃ ない 。
あなた

もう 大丈夫 。
行こ 。

もう 、戻らないんだ 。


仕方ない 。



玲於 を 抜かして 歩いた 。

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