聞き覚え の ある 声 。
玲於 に 会えた …
やっと …
玲於 に 飛び込んだ 。
力強く 抱き締めた 。
玲於 から 離れよう と した時 。
腕 を 引っ張られて
玲於 が 抱き締めてきた 。
玲於 は 私 の 首元 に 入ってくる 。
こんな 玲於 が 可愛い 。
なんて 思ったりも する 。
心臓 やばい …
好きな人 に こんなこと …
私 も 玲於 の 腰 に 腕 を 回す 。
なんじゃ この 可愛い 男の子 は 。
どうやって " 癒せ " って 言うのよ 。
玲於 は 唇 を 指 さす 。
やっと 言ってもらった …
私 は 嬉しさ の あまり
玲於 が 求めていた 癒し を してあげた 。
耳 を 真っ赤 に してる 。
そう言うと 、玲於 は 不機嫌 そうに
玲於 の 腕 掴んだ 。
また 、玲於 は 耳 も 顔 も 赤くする 。
可愛いこと … ?
え 、もう 夢 の よう 。
" 行くぞ " と 言われて 繋がる 私達 の 手 。
と 、言われて すくい上げられた 私 の 唇 。
さっきとは 違う ちょっと 長め の キス 。
なんて 、素っ気ない 態度 で
歩く 玲於 は 後ろ姿 は ほんと 照れ屋さん 。
耳 真っ赤 だよ 。
玲於 の 言うこと 聞いとこ 。
え 、いきなり の 甘えん坊 玲於 ?
いつもなら 絶対 拒否 するのに …
玲於 優しい 。
あ 、悲しんだ …
喜怒哀楽 が わかりやすいんだよなぁ 。
玲於 は 。
不意 に 横 で 笑われても
心臓 が ついていけない …
パーティー が 待ってる !
早く 帰って 楽しませよう …
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。