第33話

# 33
2,542
2018/05/01 14:49
玲於 に 話 が ある と 言われ


食器 の 片付け も 終わり


部屋 に 戻ると 玲於 が 私 の 机 を


探っていた 。
あなた

ちょっと … !
なにやってんの !

こんな 汚い 机 見て欲しくない 。
玲於
玲於
ちょっと 探ってた 
あなた

勝手 に やめてよ

玲於
玲於
ごめん …
私 も ちょっと 言いすぎた かな … 


謝っておこ …
あなた

私 こそ ごめ …

玲於
玲於
てか 、汚すぎだろ 。
何この 、プリントたち 。
俺 の 机 でも これは
ないぜ ?
は 、腹立つ …


謝ろう と してた 自分 が 馬鹿みたい 。
あなた

あぁ 、そうですかぁ ~ !
ごめんなさいね 。

散らばっていた プリント を


かき集めて 整える 。
玲於
玲於
 怒った?
と 、上目遣い で 聞いてくる 玲於 は


怒っていても 、怒れない 。
あなた

別に …

玲於
玲於
悪かったな 。
あなた

謝らなくて
いいから 。

玲於
玲於
まぁ 、人 の 誕生日
忘れるよりかは 、ましか 。
あなた

っ … !

何も 言い返せない 。
玲於
玲於
結構 、ショック ~ 
玲於 は しょぼん と していて


ほんと に 落ち込んでる 。
あなた

ごめん 。

玲於
玲於
うん …
あなた

ありが …

玲於
玲於
なんて 言うと思った ?
あなた

は ?

玲於
玲於
許して 貰える !なんて
10年 早い 。
幼馴染 の 誕生日 を
忘れた罰 と して
俺 の 話 を 聞いて欲しい 。
あなた

分かった …
分かった !

私 は 玲於 の 前 に 座った 。
玲於
玲於
なんか あなた に
勘違い させちゃってる 。
あなた

え ?

玲於
玲於
あの 先輩
彼女 じゃ ないから 。
あなた

そうなの … ?

玲於
玲於
 一応 、元カノ … 
元カノ … ?


私 、彼女 いたなんて 聞いてない 。
あなた

彼女 いたの … ?
私 、聞いてな … !

玲於
玲於
それは 俺 が 悪い 。
ごめん
あなた

なんで ?

玲於
玲於
どうしても 言えなかった 。
あなた に 伝えたら
気使って どっか 行っちゃう
とか 、思った …
じゃあ 、玲於 に 彼女 は いないの … ?
安心 …


なんて 感情 も 出てきた 。
涙 も 出てくる 。
あなた

私 の 誤解 … ?

玲於
玲於
一応 。
でも 、俺 が 悪い !
ほんと ごめん !
あなた

ううん … !

玲於
玲於
何泣いてんだよ ?
あなた

私 は どこにも 行かないよ !
絶対 、離れないし
幼馴染 なんだから !

玲於
玲於
俺 も 。
離れる気 ないよ 。
ちょっと 照れくさそう に 言う 玲於 は


愛おしく 見える 。
あなた

玲於 ~

私 は 嬉しくなって


玲於 に 飛びつこうと した 。
玲於
玲於
ちょっと 待て …
あなた

え 。

玲於
玲於
お前 付き合ってんだろ 。
何 抱きつこうと してんだよ
玲於 に 頭 を 押された 。
あなた

あぁ 。うん

玲於
玲於
良かったな 。
好きなやつ と 付き合えて …
好きな人 … ?


あなた

まぁね …

玲於
玲於
じゃ 、俺 寝る 。
またな 。
あなた

おやすみ

玲於 が ベランダ に 行く時
玲於
玲於
あいつ ちょっと
わかんねぇから 。
注意 しろよ ?
あなた

え ?

玲於
玲於
おやすみ
何のこと … ? 


隼 が 分からない …?


玲於 の 言ってる 事 の 方 が


わかんないよ …?
部屋 に 一人 に なった時


さっきまで あった 身体 の 温かさ が


一気 に 冷めきった ─────

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