第4話

# 4
3,173
2018/04/05 11:02
それからというもの 。


なかなか ドキドキ する事 も なく


私達 は 5年生 と なった 。
今日 は 塾 が ある 。


結構 遅刻 気味 で 急がなければ ならない 。
あなた

行ってきま ~ す 。

お母さん
あ 、ちょっと … !
お母さん なんか 言いたそう だったけど


急いでるからな 。
私 は 塾 へと 足 を 急がせた 。


───────塾終わり───────



あなた

はぁ ~ 。
疲れたぁ ~ !

塾の友達
おつかれ !
あなた チャン さ
テスト 一発とか
頭 良すぎだよ ~ !
今日 は 一発 で テスト 合格 した 。
あなた

たまたまだよ !

塾の友達
でも 今日 は
1番 難しい とこだよ ~ ?
あなた

そうなの ~ !

塾の友達
うん!
また 教えてね ~ !
ばいばーい !
あなた

じゃ ~ ね 。

それにしても お母さん 遅い 。


いつもなら 迎えに 来てくれているのに 。
あなた

歩いて 帰ろ ~ っと !

スズムシ や コウロギ などが


音 を 出して 合唱 しているよう 。


空 も 星 が 綺麗 に 並んでて


心 が 癒される 。
そして 家 に 着いて


ドア を 開けようと すると
あなた

あれ 。
開かない 。

何度 、引いても 開かない 。
あなた

なんで ?

駐車場 を 見てみると 誰もいない 。
あなた

さっき その事
言おうとしてたのかな 。

しっかり 聞いて おけば 良かったなぁ 。
あなた

どうしよ 。
あ 、玲於 の 家 行こっと。

 隣 の 玲於 の 家 に 行く事 に した 。
【ピーンポーン】
 なかなか 出てこない 。
あなた

あれ 。

ドア を 開けてみると


鍵 が 開いていた 。
あなた

不用心 だなぁ 。
お邪魔しま ~ す 。

いつものように 玲於 の 部屋 に 行くと


誰も いない 。
とりあえず その場 に 座って


漫画 を 取って 読む 。
少年漫画 は 面白くて 好き 。


少女漫画 なんか キス とか ハグ とか


気持ち悪くて 読めない 。
あなた

はははは !
面白い これ …

すると
玲於
玲於
なんで いるの ?
あなた

ちょっと お母さん
いなかったから !
鍵 開いてたよ ~ !

玲於
玲於
なるほど 。お母さん だな 。
インターホン 押せば
良かったのに 。
私 は 漫画 に 集中 してしまう 。
あなた

だって 出てこなかったから

玲於
玲於
あ 、お風呂 入ってた 
あなた

あ 、そうなの …

玲於
玲於
ちょっと 。あなた 。
前 に ある タオル 取って
あなた

自分で 取って ~ 。
今 漫画 読んでるの ~ 。

玲於
玲於
それ 俺 の だからな 。
いいから ~ 。早く ~ 。
あなた

も ~ 。
うるさいなぁ ~ 。

私 は 目の前 に ある


タオル を 取り 渡そうと


後ろ を向いた時 。

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