私達 は 学校 に 着いた 。
自分 の 席 に 着くと
前 に 隼 が 寝てる 。
ま 、いつもの事 だから 大して
大きな 驚き は 無かった 。
そして 、私 の 日課 は
こんな 隼 を 起こさず 席 に
辿り着けるのか 。 なの 。
隼 敏感 で すぐ 起きちゃう 。
よし !
行けるぞ ~ !
初めて だよ !
喜んでると 机 に 足 を ぶつけた 。
隼 は ムクっと 起きた 。
確かに このクラス すごい うるさい 。
楽しい 。
隼 と いる時 は この 感情 が
一番 に 出てくる 。
ん … ?
待てよ … ?
隼 に 玲於 の 事 好き って 言ったっけ … ?
恐る恐る 聞いてみた 。
まじか …
でも 、隼 なら いいか 。
隼 が 耳元 で 囁いた 。
いつもは 楽しい としか
思わない 隼 の 事 が 今だけ
私 の 心 を 熱くさせた 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!