第6話

# 6
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2018/04/05 12:53
《 玲於 》
あなた さっきから 何 怒ってるの ?
心配 してあげたら 両手 で 離されるし 。
なんか 、異様 に 服着ろ って 言うし 。


取りに行け って 言うから


取り に 行って 帰って きたら


寝てるとか … /////


無防備 すぎだろ … 。
俺 だって 一応 男 だからな 。
玲於
玲於
お ~ い 。
あなた ~ 。
あなた に 声 を かけても


なかなか 起きない 。


忘れていた 。こいつ 1回 寝ると


だいぶ 経たないと 起きないんだ … 。
玲於
玲於
あなた ~ !!
起きろ ~ !!
 おっきい声 で 言った 。
あなた

ん ~ ~ 。

寝返り を うつとき


その弾み で 上 の 服 が めくれそう 。
玲於
玲於
ちょ !
隣 に あった タオル を かけた 。
玲於
玲於
危ねぇ ~ 。
しっかし 、爆睡 だな … 。
俺 は あなた の 寝顔 を 見ていた 。
玲於
玲於
しっかり 女 じゃん 。
心配 すんな 。
あなた を 持ち上げて


俺 の ベッド に 寝かせた 。
今日 は 床 で 寝る 。
外 から 入る 風 を 受けて


頬 が 冷めるの を 待っていた 。
玲於
玲於
あちぃ ~ 。
右手 で うちわ の 代わり を する 。
しかし … 。


なんで あなた あんなに 焦ってたんだ 。
 俺 、なんか したか … ?
そんな 覚え が ない 。


あ … 。
俺 は 自分 の 上半身 を 見た 。
玲於
玲於
これか … !
これ見てたから 赤かったのか 。


なんだ 、あいつも 可愛いとこ あるじゃん 。
俺 は あなた の 側 に 行って
頭 を ぽん と 叩いた。
玲於
玲於
ごめんなぁ 。
と 、眠り に ついた 。


そして 今日 、1回 俺 、


あなた に ドキドキ してしまった 。

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