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第6話

Lost memory.
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
レコードプレーヤー…ですか?


じぃっとレコードプレーヤーを見つめても、

どこもおかしくないただのレコードプレーヤー。



どうやってやるんだろう…?
久遠 彼方
久遠 彼方
このレコードプレーヤーはね、
不思議な物なんだよ。
空条 流花
空条 流花
このボタンを押すと、
“レコード”が現れるんだ。


そう言って空条さんが指さすのは端っこにある小さなボタン。


“レコード”が現れるって…
空条 流花
空条 流花
どうして?って顔してんね。
ま、説明するよりやってみた方が速い!


にこにこしながら押してみて押してみて、と言う空条さん。



…聞いてもらうだけでもかなりすっきりしたし、


何も起きなくたって、別にいい。




だけど、本当に悩みが解決するなら

してほしい。



そんな思いで、私はその金色のボタンを押した。












──しゅんっ


♪~~~
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
この曲……っ!!


ボタンを押した直後に、現れたレコード。


流れだした聞いたことのある曲。



レコードはどこから出てきたの?という疑問より、

こっちの方が気になった。



どうして私の好きだった曲が流れたの…?









お母さん
蒼芭は歌が上手だね。
いつも歌ってくれてありがとう。
黒月 蒼芭
お母さんも・・・・・この曲すきでしょ?
大人になっても私がうたってあげるからねっ!


お母さんが好きだった“から”

私“も”好きになった曲。



私はお母さん“が”歌うのが好きで

私“も”好きになった歌をうたうこと。



お母さん
お母さんね、大好きな言葉があるの。
黒月 蒼芭
あ~知ってる!
いつもきいてるもん!

お母さんが好きだったから

私も好きになった言葉。





黒月 蒼芭
Entertain with sound音で楽しませる
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
Enjoy with sound音で楽しむ
「───だから音楽なんだよ」…って。




「人を自分の音で楽しませるのも音楽だけど、自分を自分の音で楽しませるのも音楽」









「どっちか1つだけだっていいの。」


「お母さんはそう思って音楽、頑張ってきたんだよ。」って。
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
なんで忘れてたんだろ、私。
空条 流花
空条 流花
……答えは出たみたいだね。


決めたよ、お母さん。

私ね───。










───《失われていた記憶》