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第7話

Do not give up.
空条 流花
空条 流花
答えは出たみたいだね。
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
……っはい。

やっぱり「音色屋」の噂は本当だった。


あれだけ悩んでいたことが嘘みたいに頭から無くなっている。




ここに来てよかった。

ここに来られてよかった。


思い出せてよかった。




空条さん、久遠さんには感謝しかない。



私は、しっかり前を向き、空条さんたちに言った。
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
私、音楽続けようと思います。
歌手の夢も…諦めません。
空条 流花
空条 流花
…そっか。
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
とりあえずは、“自分の音で自分を楽しませる”
ことに集中します。

迷いが晴れたからか、

言葉がすらすらと出てきた。
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
バイトして、自分で音を楽しんで
お金稼いで、自分の音を楽しみつくしたら
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
今度は、“人を自分の音で楽しませる”。


お金が無いなんて関係ない。


私は自分を楽しませるために音楽を続けるんだ。









久遠 彼方
久遠 彼方
わー…かっこいー。
空条 流花
空条 流花
カナタと違って狙ってないよアオバは。
久遠 彼方
久遠 彼方
俺も狙ってないよ??



いや狙ってるでしょ、とツッコむ空条さん。


そう言われた久遠さんは違う!!と大きな声で言っていた。



2人で言い合いをしている姿を見て、思わずくす、と笑ってしまうほど。




黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
本当に、ありがとうございました。
最初は疑ってごめんなさい。
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
すっきりしました。解決して。


恥ずかしくなり、顔を少し下に向けて2人に言う。


すると、空条さんが私の目の前に来て、こう言った。

空条 流花
空条 流花
私もね、音楽が好き。
すっごく似てるよ。私たち。
久遠 彼方
久遠 彼方
先輩が話してくれたルカさんそのものだよ。
アオバは。
空条 流花
空条 流花
こら、言うんじゃない。


久遠さんを軽く叩き、空条さんは続ける。










空条 流花
空条 流花
諦めんなよ、アオバ。
これからは私たちが応援するからさ。
黒月 蒼芭
黒月 蒼芭
…はいっ!!


「きっとなれるよ」



お母さんの声が聞こえた気がした。




──パチン



私はその言葉に体で応えるように

空条さんとハイタッチするのだった。










───《諦めるな》