第48話

第47話
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2026/03/17 13:00 更新




ある日、会社で偶然彼を見つけた








彼は僕を見つけるや否や僕を引き止める






HYUNJI
HYUNJI
少し話せる...?
FELIX
FELIX
いいよ、




拘置所以来、面と向かって話した僕たち



FELIX
FELIX
僕がどん底の時、手を離したくせに
FELIX
FELIX
記憶をなくしたバカだから簡単に騙せると?
HYUNJI
HYUNJI
..は、
HYUNJI
HYUNJI
あんなに豪語していたから...
HYUNJI
HYUNJI
すぐ思い出すと信じていたのに
FELIX
FELIX
なに?
HYUNJI
HYUNJI
大丈夫、気にしてないよリクス、
FELIX
FELIX
名前を呼ばないで
FELIX
FELIX
手術前の僕とは違ってもうその目には騙されない



キラキラした綺麗な目で僕を見つめてこないで






なぜか、心の氷が溶けていくようで怖いから




HYUNJI
HYUNJI
りくす...




僕は、彼からの呼びかけを無視して




颯爽と会社を出た













会社を出た後、迎えの車に乗り込んで外の景色を見る





FELIX
FELIX
僕って変だよね、



一度騙された相手に心が揺れるなんて






ピコン








その時スマホの画面が明るく開く
















"フィリックス様からの招待状”














FELIX
FELIX
僕から...?



通知を押すと










"水族館へのご案内”













と書かれていた






水族館に到着するとそこには彼がいた




FELIX
FELIX
なぜあなたが?
HYUNJI
HYUNJI
俺が聞きたい
HYUNJI
HYUNJI
招待状を送ったのはリクスだろ?



彼のスマホには僕と同じ招待状が表示されている




FELIX
FELIX
僕が...?





その時、目の前の水槽に結婚式の動画が流れる



そこには、僕と彼がいた



もぶ
これをどうぞㅎ



そう言って係員は彼と僕に大きな花束を渡す




もぶ
ヒョンジンさん、貸切と花束の予約をフィリックスさんが
FELIX
FELIX
いつ僕が貸切にする予定を?
もぶ
1ヶ月前です
FELIX
FELIX
僕が...?
HYUNJI
HYUNJI
ここは、リクスにプロポーズした場所だ




僕はふと手元の花束のメッセージカードを見る







"僕に記憶がないからって

    挙式をしないのはダメ

       せっかくだから盛大にやるこど"








FELIX
FELIX
僕が書くわけない
HYUNJI
HYUNJI
俺がそんな男なら
HYUNJI
HYUNJI
君はここまでするか?
HYUNJI
HYUNJI
俺を疑うなら
HYUNJI
HYUNJI
バンの言葉も疑え
HYUNJI
HYUNJI
何も信じず、疑うべきだ
FELIX
FELIX
...、




彼の左手には痛々しい切り傷が残っていた






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