やっぱかっこいいなぁ。

そりゃ女子にきゃあきゃあ言われるよ。

でも私ははじめの彼女なんだよ？

有名だし、かっこいいし、なんでもできるし、私には勿体ないくらいの存在。

はぁ…もっと私も頑張らなきゃ。

そう言ってスタッフさんはせっせと私にマイクを付け出す。

私ははてなでいっぱい。
まさに
｢なにすりゃええかわからん｣
の状態。

そう言ってこっちに振り返る彼

どうやらスタッフさんとジェスチャーしてるらしい。


そんな姿もかわいいなぁなんて。

ウインク…！

どれだけあざといんだ。

てきとーだな。

まぁそれもはじめらしいけど。

あぁ。スクリーン見たかった。



そう思いながらもしぶしぶスタッフさんについて行く



















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どうしよ。失敗したら。

最近バタバタしすぎてあなたとあんまり話せてない、、、

嫌われてないかな？大丈夫かな？

いきなり
｢結婚してください！｣
って困らせちゃうよね？

でも始まっちゃった。

あぁぁぁぁぁぁぁやべぇぇぇぇぇぇ






ｽｸﾘｰﾝ>はじめしゃちょーです！

         >みんなとドッキリをしたいんです！

         >だから声ださないでね！

         >わかった人ははーいって手挙げて！

ｽｸﾘｰﾝ>じゃドッキリ発表するよ！



          >【あなたにプロポーズ！！】

やっぱそうだよね。

失敗しちゃうかも。

待って。どうしよう。

そんなこと考えてない。

おいらあなたのこと大好きなのに！！！！！！

無理させちゃうかな？

なんか、もう、吐きそう。やばい！

















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遠くから誰かの足音が。

迷惑かけてないかな？…

そのまま控え室を出てステージに向かう。

待って待ってあのステージに私出るの！？え！？

何するかなんにも聞いてないんだけど。

え。ど、どうしよ…


















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ステージではしばらくの沈黙が続いた。

おいら心臓バクバクなんですけど。

はよこいけんすけ⤴︎⤴︎

あなたすっごい息切れしてるじゃんw

.

言えた！おいら言えた！

🎉🎉🎉パァァァァン

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