あなたside
今日からヨジャグループのオーディションが始まった。
🐭『これに良かった子の名前書け。』
防弾少年団『はーい』
ついに私達がオーディションをする。
1人目の練習生が入ってきた。
👧🏻『 안녕하세요!キムロミです!よろしくお願いします!』
緊張するよね…
🐹『じゃあ、歌から。』
👧🏻『はい!』
🐭『緊張しなくてもいい。』
あなた『頑張れ!』
👧🏻『🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶』
その子の声はとても綺麗で透き通るような声だった。
🐰『まだまだだね。』
🐥『表情が変わってない。』
🐯『もう少しかな。。』
練習生が、泣いてしまった。
そして、ありがとうございましたも言わず部屋を出て行ってしまった。
🐹『ちょっと言い過ぎじゃない?』
あなた『もう少し、優しい口調で言わないと。相手はヨジャだよ?』
🐰『ヨジャだからって容赦しませんよ。』
🐥『これからは、もっと辛いことがあるのにこんなんで潰れていたらお終いです。』
🐯『あの子たちの夢のためなんです。』
🐨『次の練習生だ。』
私たちは、合計20人のオーディションを行った。
でも、20人全員泣いて帰ってしまった。
申し訳ない気持ちになった。
🐰『ハァ。ダメでしたね。』
🐥『良い奴いなかったし。』
🐭『今日は帰るぞ。』
防弾少年団『はい…。』
ごめんね…練習生のみなさん。
でも、テビューしてから辛いことは沢山あるのはホント。
_______________どうか許して…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。