🐰side
ヌナ…泣かないでよ…。
泣いて手紙を読んでいるヌナは綺麗だ。
ヌナ。僕に何を言ってくれるんですか?
あなた『私の愛しのジョングガ。あなたに会ったとき最初に思ったの。この子は絶対才能がある。って。結構妬いたりもした。ジョングガは、何でもできちゃうから私がそれに比べられるのが嫌でいつも逃げていた。でもね。メンバーと過ごしていくうちに逃げたくないって気持ちが強くなったの。だから、ヌナはジョングガからもう逃げません。比べれれたっていい批判されたってもいい。ただ。このメンバーで歌えること自体が奇跡だと思う。ジョングガ…。マンネで大変かもしれないけど頑張って!ヌナは、一生ジョングガの味方です。』
ヌナ…。僕泣いちゃったよ?
ヌナの前では、強がって泣くの我慢してたけど…
我慢するのやめるね。
これからは、沢山ヌナに甘えるからね!
🐰『ヌナッ。ホントに奇跡ですねッ。』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。