あなたside
家にGO
入店
喉乾いたし飲み物買おーっと
お茶でいいや
店員)150円になります
店員)ちょうどお預りします。
レシートです。ありがとうごさいました〜
って思ったじゃん?
一瞬で気分悪くなるもの見たよね。
うん。なんだと思う?
教えてあげよう。
最悪だよね。最低だよね。
まだ好きとか思ってた自分が情けないわ
私が振って「嫌だよ…」とかいってくせに、嘘だったんだね。ありえないよね。
すぐ彼女つくって、こっちがどんな思いをしてジョンハンと別れたかなんて知る由もないんだね。
意味わかんない
もう無理大嫌い
そんな言葉は聞こえなかった
なぜって?
走ったから。見たくもないもの見せられて平気でいられなかったから
ジョンハンside
俺は今でもあなたの事が好きだ
でもこのヨジャが付き合って付き合ってとうるさいから仕方なく付き合った
酷いことをしているのは分かってる
でもこれならあなたを忘れられると思った
でも無理だった
毎日毎日頭に浮かんでくるのはあなたのことばかり
でもさっきあなたを見かけた
絶対に見られたよな…
嫌われたかな…
あなたと話したい
こっちにいるってことは実家に帰ったのか…
今度家に行ってみよう
そしたら話せるかもしれないから
あなたside
なんなの、ほんとにありえない
まぁジョンハンは人気者だし私なんかお遊びで付き合ったのかな
もうそうとしか考えてられないわ
ごめんねジョンハン
もうあなたのこと信じられない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。