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第1話

シェアハウス?
1,477
2018/09/10 04:43
『うわぁ、どうしよ…』
「はぁ?しらねぇわ笑」
『グサッ…』
初めまして那須あなたです!

大学に進学するから
一人暮らしでも悩んでたんだけど


母さんが
「あんた、絶対餓死するでしょ」
って…そりゃ、自炊できませんけど何か?(おい)
『コンビニで生きてけるもん…』
「んー、ならいっそシェアハウスすれば?」
『シェア、ハウス?』
「そ、シェアハウス」
そんな単語初めて聞いたような…←
『そうか、その手があるのか!』
とにかく明治大学に近ければいいんだ。


え、なんでって?
ききたい?ききたいよね!?(ウザ)
「まさか、あんたが明治大学なんてねぇ」
『ふふん♪さびしい?さびしい?』
「べつに」
相変わらず友は冷たいけどシェアハウス
探してみようかな…
『探してみるね!』
「んー、貸一ね」
早足で家へと帰ったわたし
『ただいま!!母さん聞いて?』
「はいはい、手洗ってまず手伝って
雄登と琉生(ゆうととるい)帰ってきちゃうから」
『はーい…』
手を洗って筑前煮(ちくぜんに)の手伝いをする
「もう、あんた雑!ったく」
『ごめん…』
昔っから料理だけはダメ…
雄「ただいま〜」
琉「兄ちゃんおかえり」
『おかえり〜』
1家の1番年上の私。
雄「あ、あなた〜♡」
こいつのシスコンぶりには呆れている
『…おかえり』
琉「姉ちゃんオレンジ飲んだー?」
『あ、ごめん、忘れてた』
机に置きっぱなしのパックを戻す。
「で、さっき何言おうとしてたの?」
『あ〜、シェアハウスしよっかなって』
「…シェアハウス?」
雄「は?そんなのだめ!絶対だめ!」
「いいんじゃない?」
『決まればだけど笑』
母子家庭で
うちにはお金が無いことぐらい知っている


長女の私はなんでも我慢していた
「すきなことしなさいよ?笑」
『分かってる笑』
だからこんなことをいう
雄「あ、あなたほめてよ
俺裸の少年死ぬ気でがんばったんだから!」
『んー、頑張った頑張った』
そのあと
のほほんとふろ場へむかって小指をぶつけていた
『だっさ笑』
琉「だせ、まじだせ笑」
雄「な、うるさいなぁ//」
照れるところはかわいいんだけど
この人ジャニーズ?Jrらしい
私が間違えて履歴書送った←←
「ほら、早く食べなさい?」
「「『いただきまーす』」」
もう少し料理出来るようになりたいなぁ…

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