セカイ合同会議。
という名の、
「全ユニットで集まったらどうなるか試してみよう大会」
が開催されていた。
もちろん、まともに終わるわけがない。
会場に集まるメンバーたち。
星乃一歌
「すごい人数だね……」
花里みのり
「わぁ〜!楽しそう!」
小豆沢こはね
「ちょ、ちょっと緊張するかも……」
天馬司
「フハハハ!!盛り上がっていこうではないか!!」
そして。
隅でソワソワしている男。
KAITO。
その隣には当然のように、
暁山瑞希。
嫌な予感しかしない。
「ねぇKAITO」
「なんだい相棒」
「せっかく全員いるんだしさ」
瑞希、ニヤリ。
「“ユニットシャッフル”しない?」
KAITO、目を輝かせる。
「天才」
数分後。
会議室のモニター。
突然画面が切り替わる。
『本日限定!!』
『ユニット強制シャッフルタイム!!!!』
「「「は???」」」
全員騒然。
画面には次々と名前が表示される。
『Leo/need → ワンダショ』
「えっ」
望月穂波、固まる。
『ワンダショ → ニーゴ』
「待て待て待て!!!」
司、絶叫。
『Vivid BAD SQUAD → モモジャン』
「絶対方向性違うだろ」
彰人、真顔。
さらに。
『司&まふゆ ペア確定』
会場静止。
朝比奈まふゆ
「……帰りたい」
天馬司
「なぜだ!?」
『類&えむ → ビビバスステージ』
神代類
「興味深いねぇ」
鳳えむ
「わんだほーーい!!」
白石杏
「ステージ壊さないでね???」
『瑞希&寧々 → MC担当』
草薙寧々
「嫌な予感しかしない」
「大丈夫大丈夫♪」
全然大丈夫じゃない。
その頃。
犯人二人。
机の下。
KAITOと瑞希、めちゃくちゃ笑いを堪えていた。
「っふ……!」
「ダメっ……司くんとまふゆちゃん面白すぎ……!」
完全に黒幕である。
だが。
その瞬間。
背後から声。
「へぇ」
「「」」
凍る。
振り返る。
そこには。
腕組みした
初音ミク、
東雲彰人、
日野森志歩。
圧が強い。
「KAITO」
ミク、笑顔。
怖い。
「これ、誰がやったのかな?」
KAITO、汗ダラダラ。
「えーっと……」
すると瑞希がスッと立ち上がった。
「KAITOです」
「おい」
即売られた。
数分後。
全ユニット総出で追いかけ回されるKAITO。
「待ってぇぇぇぇぇぇ!!!」
「逃がすか!!!」
「わんだほーーーい!!!」
「司それ追う時のテンションじゃない!!」
セカイ中を巻き込んだ鬼ごっこが始まり――
結果。
また一部の壁が壊れた。
彰人、頭抱える。
「なんで毎回壊れるんだよこのセカイ……」






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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!