注意
この話は「シリアス」要素が多く含まれます。
※あくまで劇の台本だということをお忘れなく※
世界観
RISEのメンバーがシェアハウスをしている
詩音さんが冷徹殺人鬼
被害者シツア
深夜です
メンバー内がギスギスしています
それを踏まえた上でどうぞ
喉が乾いた、そう思って一階に降りたゆっくんが目にしたのは、暗い廊下に一人佇む詩音の姿だ。
振り返った詩音の顔には、べっとりとした液体がついていた。
なんだろう?
暗いせいでよく見えない。
ゆっくんは違和感を感じていた。
なにかがおかしい。そんな嫌な予感が。
一歩踏み出したゆっくんの足にぴちゃ、と暖かい液体が触れた。
足元から詩音に視線を移せば、異様に赤く光る瞳と目が合う。
まるで赤い月みたいだ
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。