第16話

りんねside((回想
296
2018/08/28 13:43
はい、りんねです!


ここでちょっとだけ思い出話。


あなたとは、中学二年生の時に出会いました。


私はその時東京からこっちに引っ越してきて、


例のごとく馴染めませんでした。


やって、中学一年生ならわかるで!?二年生からとか無理系な話!笑


...はい、そう思っていたところをあなたが話しかけてくれました。


あなた

ねぇねぇ、東京ってどんなとこ!?

りんね
りんね
え!?あ、えっとー...

第一印象は、めっちゃ元気やん。笑笑



なんて、ちょっと不思議な質問から仲良くなった私たちは、


そこからいつも一緒。





あ、忘れたらあかんな。






あなたといつもつるんでたらしい、このイケメン(藤井流星とかいうやつ)と、


神ちゃんもいつも一緒。
流星は、見とってすぐにわかったな。笑


ああ、あなたに恋しとるんやって。


なんかちょっと、いつも遠くを見とる目やねん
りんね
りんね
あんた、あなたのこと好きやろ
りゅうせい
りゅうせい
え、はあ!?なんでなん...?
りんね
りんね
バレバレや、アホ
りゅうせい
りゅうせい
アホは余計や。


そして神ちゃん。


いっつもニコニコしとって、気が利いて優しい神ちゃん。




























私はそんな神ちゃんに、恋をしました。











何がきっかけ、とかそういうんじゃなくて


段々と、気づいたらみたいな。
それはあなたにも報告。
りんね
りんね
ねぇねぇ、ちょっと相談があるんやけど…
あなた

え、どうした?

りんね
りんね
わたし、神ちゃんのこと
好き...かも...//
あなた

え、まじで!?
おめでとう!めっちゃ応援するー!

りんね
りんね
おめでとうって何が笑
ありがとね笑

そこからめっちゃ応援してくれた。


昼休みの時、流星連れて抜け出したり


時々、バレバレやん!って思う時もあったけど笑


流星の顔は真っ赤やったなぁ。笑





















でもそこで、気づいてもうたんよね。













神ちゃんが、流星と2人で行動するようになったあなたを見て、




いっつも悲しそうに笑っとってん。





それに気づいた中2の秋頃には、






諦めたくても諦めきれへんくらい好きになっとったなー

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