柚香side
やっと帰ってこられたら
柚香「永瀬くん、ありがとう、もう大丈夫だよ!」
廉「お、おう」
あれ、反応薄い?
あ、あなたのこと見てるのか。
そっかそっか
私を見てよ
廉side
あなた、どこだろ
あ、いた!
紫耀とおるのな
廉「よっ!おつかれさん」
「廉!」
紫耀「廉!」
廉「なんやハマりよってw」
あれ、あなた顔色悪くない?
廉「あなた、顔色悪いぞ。大丈夫か?」
「あーさっき曲がり角んところで驚いて腰抜けちゃってw」
廉「昔っから、驚かされるの苦手やもんな」
「うんwでも今日は紫耀がいたから大丈夫だったよ」
紫耀「俺がお姫様抱っこして連れてきた!w」
廉「は?」
どういうことや、紫耀が?
「もう紫耀!そういうのわざわざ言わなくていいの!」
紫耀「え!まじ?ごめんっ!」
「いーよ!w」
2人はもう俺なんかおらんかのように話してた
あなたは俺としか、まともに話したことなかったのに、
もう今はあんなに紫耀と楽しそうにしゃべるんやな
ずっと俺だけあなたやと思っとったけど、
もう今は違うんやな
俺を見てや
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ありがとうございます!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。