ころん視点
今僕はさとみ君とのデートに来ていて電車に乗っていたのだが...はぐれてしまったのだ
ギュウギュウ
ポチポチ
なんと、さとみ君僕の後ろ側にいました
そんなことを考えてると
スルッ
痴漢されました
ゴソゴソ
クリクリクリ
クリクリクリコリッ
ギュッギュッ
ガシッ
さとみ視点
くそっ、ころんとはぐれた
俺達は今日デートで電車を使って移動してたんだが人が多くてはぐれた
あいつ可愛いから痴漢とか会ってないといいけど.......
ブーブー
ということで一個前のドアに行くことになった
ギュウギュウ
そこには、見間違えようの無い青い髪の男俺の彼女のころんだ
ころんは顔を赤らめて少し泣いていた
ギュウギュウ
ころんはとうとう泣き出してしまった
俺の怒りは絶頂をむかえた
ガシッ
俺はそいつの手を掴んだ
ちょうどよく電車のドアが開きくそじじいは出ていった
さとみ宅
俺はころんと一緒に家へ帰った
にしても、あのくそじじい腹立つな一発殴っとけばよかった
ギュー
途中から
パンパンパンパンパンパン
パンパンパンゴリッ
ゴリッゴリッパンパンゴリッ
ゴリッゴリッズンッズンッズンッ
ズンッズンッズンッゴリッゴリッ
ズンッズンッパンパンゴリッパン
パンパンズンッゴリッゴリッズンッ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。