今日ようやく神官様に会いに行くそう…イクス久しぶりに会うなぁ
ようやく私の正体ばらせるね
みんなの驚く顔が楽しみ!
あ…しまった…
!?
ユンも、振り返って
『ほんと?』っと口パクしてきた
私は、首を横に振った
一瞬の私の曇り具合をハクは、見逃さなかった
何か言おうとして、
っと言いながら私達一行は、神官のいる家へ入る…と
泥棒でも入ったのかと思うくらいぐしゃぐしゃな部屋があった
そして倒れている人が一人…
隅っこの方に頭を怪我して倒れていた
そして、お腹好きすぎて、準備しようとしたら、滑って転んでしまったそう…
昔と変わらないわね
ありがたや、ありがたや、っと手をあわせていた
この神官様ほんとにへいきかしら?
変わってなさ過ぎ
私たちがなんやかんや話していると
その言葉にハクと顔を見合わせて微笑む
ずっと黙っていた、ゼノが口を開いた
いつものホワワーンな声でなくいつになく真剣な声で聞いている
どうゆうこと?
本題?
アアアア、ヨナ姫のやりたいことかしら?
いいえ…
それがてきてしまう
私はそういうかのように頭を振った
しばらくの沈黙が流れた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!