第16話

神官様 イクス
1,949
2018/05/11 14:20
今日ようやく神官様に会いに行くそう…イクス久しぶりに会うなぁ
ようやく私の正体ばらせるね

みんなの驚く顔が楽しみ!
ユン
ユン
なんか久しぶりな感じするなぁ
そんなに月日は、たってないのに
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
そうね!私も、楽しみ
ハク
ハク
あれ?ミリってあのヘニョヘニョ神官と、あったことあるんだ?
あ…しまった…
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
まぁね旅してたら会うよ~
ヨナ
ヨナ
ミリってなんか懐かしいんだよね
!?
ユンも、振り返って
『ほんと?』っと口パクしてきた
私は、首を横に振った
一瞬の私の曇り具合をハクは、見逃さなかった
ハク
ハク
そうなんですか?
確かに…
何か言おうとして、
ユン
ユン
ついたよ
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
ユンナイスタイミングボソ
ユン
ユン
ここでネタばらし?ボソ
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
うんボソ
白龍 キジャ
白龍 キジャ
ここが神官殿がいる場所…
黄龍 ゼノ
黄龍 ゼノ
緊張しなくて平気だから~
ヨナ
ヨナ
そうよ、気難しい方ではないもの
ハク
ハク
ヘニョヘニョ神官が心配なんだロー?ユン君?
ユン
ユン
そ…そんなこと、!
っと言いながら私達一行は、神官のいる家へ入る…と
泥棒でも入ったのかと思うくらいぐしゃぐしゃな部屋があった
そして倒れている人が一人…
ユン
ユン
イクス!
隅っこの方に頭を怪我して倒れていた
ユン
ユン
なんでこんなことに!
ユン
ユン
賊でもきたの?
イクス
イクス
あれ?ユン君?
幻かな?
ユン
ユン
幻じゃないよ…早く手当てを
そして、お腹好きすぎて、準備しようとしたら、滑って転んでしまったそう…
昔と変わらないわね
イクス
イクス
いやぁ~九死に一生を得ました~
ユン
ユン
じゃないよこのバカ神官!
なんで普通に暮らししてて家めちゃくちゃ餓死寸前転んで大怪我だよ!俺がいないとほんとになにもできないんだな!
一旦天に帰れ!
イクス
イクス
わぁ~ユン君の怒鳴り声だー
ありがたや、ありがたや、っと手をあわせていた
この神官様ほんとにへいきかしら?
変わってなさ過ぎ
緑龍 ジェハ
緑龍 ジェハ
ユン君泣いて取り乱してたもんね
ユン
ユン
泣いてないし取り乱しないよ!
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
あら?
目真っ赤よ?
ユン
ユン
ムカ
夕飯抜きがいいのかなー?
ジェハ?ミリ?
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
いえいえとんでもこざいません
緑龍 ジェハ
緑龍 ジェハ
夕飯抜きは辛いよ
私たちがなんやかんや話していると
イクス
イクス
ずいぶん賑やかになりましたね~
ヨナ姫も様々なことをご経験されたようだ
その言葉にハクと顔を見合わせて微笑む
ユン
ユン
イクス?
四龍は、そろったよ?
あの予言ってなに?
青龍 シンア
青龍 シンア
よ…げん?
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
闇落つる大地
龍の血により再び蘇らん
古の盟約に従い 四龍集結せん時
王守護する剣と盾が目覚め
ついに赤き龍暁より還り給う
イクス
イクス
さすがです。
ミリさん
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
それほどでも
ハク
ハク
なんでしってんだ?
ユン
ユン
それはどうでもいい、
で?
四龍集結したよ?
王守護する剣と盾ってなに?
イクス
イクス
…………王守護する剣と盾が目覚めるにはもう少し時間が必要なようです。そのときがくればわかるでしょう
ユン
ユン
今はその時じゃないってことか
じゃあ、剣と盾を探す訳じゃないとすれば…
白龍 キジャ
白龍 キジャ
私はもう少し四龍の力を高めたい
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
手合わせする?
白龍 キジャ
白龍 キジャ
命の保証はせんぞ?
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
へぇー
ずっと黙っていた、ゼノが口を開いた
黄龍 ゼノ
黄龍 ゼノ
なぁ、なんでみんな本題をさけるの?
いつものホワワーンな声でなくいつになく真剣な声で聞いている
どうゆうこと?
本題?
アアアア、ヨナ姫のやりたいことかしら?
黄龍 ゼノ
黄龍 ゼノ
娘さんは、四龍を集めてどうしたい?
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
確かに、ヨナ姫、あなたは、これからなにをしますか?
黄龍 ゼノ
黄龍 ゼノ
娘さんとそこの兄ちゃんは城を追われたって話だから戦力がいるのはわかる
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
だけど、これからはどうするつもり?逃げ続ける?
ヨナ
ヨナ
違うわ
黄龍 ゼノ
黄龍 ゼノ
違う?ならスウォン国王を討ち緋龍城を取り戻そうとお考えか?
ユン
ユン
そんなの無理だよ!
いいえ…
それがてきてしまう
私はそういうかのように頭を振った
虹龍 ミリ
虹龍 ミリ
今は、できるかできないかじゃない、その気があるかどうかよ
しばらくの沈黙が流れた

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