ミリside
まだ全然思い出せない…
どうして…どうして…どうしてなの!
思い出させてよ…お姉ちゃんに…皆に…
迷惑かかっちゃう…よ
私がそう思いながら
静かに涙を流す…と?
そういって抱きしめられた
頭を優しくポンポンっとしながら続けた
ジェハside
ハァ…
この美しき僕の出番はないのか…
ヤバっ
僕は転んでしまい…
皆が草村から出てきてしまった
ユンside
皆に見られてたなんて…
さいやく…だけど
やっぱりまだ
告白はいいか…この楽しい空間が好きだし!
マリside
皆さんが旅立ち一週間たったある日のこと
ヤバい…
封印とけちゃう
でもなぜ…?
魔物達が勢力をあげたってこと?
今解放するのはさすがにだめ…!
耐えて…私……
スウォンへの文の返事伝えなきゃ行けないのに
わたしは倒れてしまった
ミリside
どうしたのかな?
でもなんか嫌な予感がする…
私はまだ気づかなかった
私達が知らない間に起こっていた
とんでもない問題があった
その問題とは
天と地…
ミリの母と父の戦いであった
始まった…
天界と地獄の戦いが
これこそがミリの母と父の力だった
天からの雷…
地からの雷がふつかりあっていった
ユンside
ミリ…
どうしていつも相談しないんだよ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。