第10話
お泊り会?!
凛久の言葉に皆が「え…?」と言う
幸樹と琉斗、あなたの下の名前は驚いていたが智巳、詩流、七翔は凄く嬉しそうだった
七翔はさっきの笑顔とは裏腹に、真剣な顔つきで、声のトーンも下がっていた
智巳はニヤニヤと幸樹を見ながらそう言った
私は七翔くんに逆らってはいけないと言う事が分かったので仕方なく受け入れることにした
私の答えを聞いて幸樹くんは反論しようとしたが、彼も分かっているのだろう、
彼は言葉を詰まらせた
幸樹は仕方なさそうに答えた、その時、今まで様子を見ていた凛久が大声で「やっったー!!!」
と言った
詩流は少し笑いながら凛久に問う
凛久は少し恥ずかしそうに言った
凛久の言葉を聞いて皆が笑った、私は少し不安に思ったが皆からは楽しい音と優しい音がするし、
凛久も嫌そうな音は出していなかった、「ほっ」と安心して私も笑みを浮かべる
皆の笑いが収まってから七翔が口を開いた
その時、凛久と幸樹が同時に「ごはん?!」と嬉しそうに言った
凛久と琉斗は顔を見合わせて笑顔で「やった~!」と言う
そう言えば、今まで気づかなかったが、奥の方から良い匂いがしている
そうこうしている内に料理が並べられ、皆が席へと向う
そう言いながら凛久は手を差し伸べてくる、その手を握るとあいている席まで案内してくれた、あなたの下の名前が席に座るのを確認した七翔が「せーのっ!」と言うと皆が「いただきますっ!」と言った
一口食べてみると今まで食べたこと無いほど美味しかった、これは詩流くんが絶品と言うのに
納得がいく
七翔が少し心配した様子で問いかけてきた
あなたの下の名前の返事を聞いて、七翔は「ほっ」と安堵した
詩流の掛け声で皆が「ご馳走様でしたっ!」と言った
智巳は立ちながらそう言った、それを聞いてあなたの下の名前が慌てた様子で口を開いた
あなたの下の名前の言葉を聞いて、詩流くんは少し腹を立てた様な音を出した
三人からは優しい音が聞こえた、「詩流くんは気を使ってああいう風に言ってくれたのかな」
そう思うと凄く嬉しかった
そう言って私は四人の声のする方へ向かった
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