「そんなに突き放す必要ないんじゃないの?」
あなた「…悟」
五条「彼がちょっと可哀想じゃない?ま、僕の可愛いあなたを奪おうとする奴が1人減って僕は嬉しいけど」
あなた「なんかさ、これ以上彼らと関わりを持つのは良くない気がするんだよね。彼らの未来を左右してしまいそうで」
五条「僕はそんなことで左右されるやつもどうかと思うけどね〜。ま、あなたがこれでいいって言うならいいんじゃない?」
あなた「うん。いいんだこれで」
五条「ふーん?」
そう。これでいい。
ヒーローと呪術師
私はそれを太陽と月のような関係だと思っている
お互い必要不可欠だけど、決して交わることは無い
そうすることによって秩序が守られている
ヒーローが太陽で
呪術師が月
目的は基本同じ
人々を助けること
違うのは敵、使う異能、人数、知名度、人々に与える影響の大きさ
これ以上変に関わるのは秩序を乱すことになる
だから私と雄英生達の関係は、私の護衛任務の期間で終わり
縁があればまた何かしらの関わりはかもあるだけど
今後はおそらく彼らが私の姿を見ることすらない
いいじゃないかそれで
私の望むように幻の転校生になれるんじゃない?
そしたらすごく綺麗な終わり方だ
あなた「私には、高専のみんなだけで十分だよ」((ニコッ
五条「えー?何それ可愛い〜♡」
あなた「知ってる♡」
これが私の、決めた、選んだ未来
___END
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。