ーユンギsideー
それから俺はあなたに今までのことを話した
俺はラッパーを目指していたが親に反対され
デビューしてからも
"アイドルラッパー"だと周りにバカにされた。
悪口を言われるのも日常茶飯事だった。
驚くのも無理はない
今の俺と昔の俺じゃまるで正反対だからな
あの頃の俺はまだキャラをつくっていて
たぶん、精神的にも疲れてたんだと思う。
ただ、俺がBTSを辞めなかったのは
応援してくれるarmyとみんながいたからだ。
俺は、自分の気持ちを曲にすることで
自分をたもてるようになった。
ヒョンや弟たちがいたことで、
俺はありのままの自分でいることができた。
next.
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!