上「あのむちゃくちゃ綺麗な人誰?」
切「俺らと同じ中学にいた奴だよ」
芦「綺麗って言うかイケメン!だからむちゃくちゃ告られてたよね〜」
麗「で?誰と付き合ったん??」
切「全員フッてた」
上「マジで?!度胸あるねぇ〜」
なんやかんやあり、仮免は…
切「あった!けど…」
爆「無ぇ…」
無事合格出来た!
夜「おーい!おーい!」
蛙「あら士傑まで」
夜「轟!また講習で会うな!けどな!正直まだ好かん!先に謝っとく!ごめん!」
切「どんな気遣いだよ…」
㌧㌧(。´・ω・)ノ゙
切「ん?」
『合格したか?』
切「おう!」
『芦戸は?』
芦「したよー!!」
『良かったな』ニコッ
上&峰「なんだあのイケメンすぎる笑顔…」
緑「まぁまぁ…」
『また連絡する。久しぶりに会えて嬉しかった。またな』
芦「あなた!」
『ん?』
グイッ
『な、何すんだよ!』
芦「少しは」
切「漢らしいの直せよ!」
『わ、分かってる…//』
切「連絡してくれるって言ってたけど…」
今すぐ来る訳じゃねぇのにスマホを目の前に置いて縮こまって座ってる俺って…
切「ハァ…」
ピコンッ
切「!」
〈よ、切島!今まで元気にしてたか?また余裕がある日があったら教えてくれねぇか?久しぶりに出かけようぜ!〉
切「余裕がある日…あった!」
〈あるぜ!9月の××日でいいか?〉
〈おう、じゃあその日××駅に来てもらっていいか?〉
〈了解!んじゃおやすみ!〉
〈おやすみ〉
うっしゃあ!!!
あなたと出かけれる!!
むちゃくちゃ楽しみだぁ!
爆「おい、クソ髪!」
切「うわ!びっくりした!」
爆「何一人ではしゃいでんだよ!」
切「悪ぃ悪ぃ!」
爆「……お前、この前士傑にいた女の事好きなんだろ?」
切「はぁぁぁぁ?!?!///」
爆「うるせぇ、しかも図星かよ」
切「お、おう…」
爆「いつから?」
切「中学ん時から…」
爆「お前にしては…なんつーか…その」
切「ん?」
爆「チッ…漢らしくねぇじゃねぇか」
切「!」
爆「お前はすぐに気持ちぶつける奴だと思ってた」
切「確かに…こんなの、漢らしくねぇ」
爆「もう次会う時ぶつけてこい」
切「急だな」
爆「いつまでもはしゃいでっとこっちも迷惑なんだよ!じゃあな」
バタン
切「理不尽だけど、なんかね〜w」
おし!ぶつけてやろうじゃねぇか!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。