轟「ジー」
『・・・。』
轟&あなた以外「(なんだこの気まずいの…轟が怖ぇ!)」
峰「おい火榁!」
『え?何?』
峰「お前Rならどれが好きなんだ?」
全「(峰田やめろぉぉぉぉ!!!)」
『ん?どう言うこと?』
峰「だから、アーr」
麗「あなたちゃん!次移動だから一緒に行こ!」
『うん!』
全「(麗日ナイス!)」
『ちょっと待ってね〜……あれ?』
麗「ん?どうしたん?」
『焦凍にもらったヘアピンがない…』
麗「え?!」
『いったいどこで…』
耳「麗日、あなたもう時間だよ」
『ごめん!先行ってて!』
麗「私も探すよ!」
八「あなたさん、ヘアピン見つかるといいですね…」
芦「そうだね」
耳「この前言ってたもん。"これは小さい頃焦凍に誕生日にもらったんだ"って嬉しそうな顔して…」
蛙「想像出来るわ。とても可愛い笑顔を」
上「そういえばさ、轟とあなたって最近全然喋ってねぇよな?」
切「おう。あんなに仲良かったのにな」
瀬「あいつらなんかあったのか?」
上「…そういや、あの時からじゃね?」
瀬「あの時?」
上「上から"ドンッ!"って音した時」
切「あぁ、言ってたな」
瀬「んじゃその時なんかあったって事か?」
上「喧嘩とか?」
瀬「あんなに仲良いのにか?」
切「でもありえなくもないだろ?」
瀬「確かにな」
麗「ハァハァ…」
『だ、大丈夫?』
麗「うん…ありがとう」
耳「見つかった?」
『ううん…見つからなかった』
麗「ほとんど探したんだけどね…」
『学校来た時にはあったんだよ…』
芦「あなた…」
『ハァ…』
蛙「あなたちゃん」コソッ
『ん?どうした梅雨ちゃん』
蛙「轟ちゃんからよ。はい」
『手紙?』
焦凍から手紙?
ガサッ
『!』
轟「クス…(行くか?)」
『(行く!)』
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この前は悪かった。本当
に反省してる。
仲直りとして今度ショッ
ピングモール行かねぇか
?ヘアピン見つからなか
ったんだろ。ちょっと壊
れかけてたしな。久しぶ
りに2人で出かけよう。
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やったぁ!お出かけ!楽しみだな〜
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!