第13話

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2019/06/25 11:39
私が敵なのに"ヒーロー養成学校雄英高校"に通っている理由…







それは半年前の事だ。















死「あなた、雄英高校知ってるか?」
『ん?…あぁ、弔達がUSJに乗り込んだやつか?』
死「お前、何知らないフリしてんだよ。」
『・・・。まぁバレちまったらしゃーねぇか…あぁ俺が敵を続けている遊一の理由だ』
死「お前、雄英の奴らが憎いのか?」
『いいや、俺の両親はヒーローだった。…すげぇ…かっけぇ…ヒーローだった…でも敵に殺された…そっから敵じゃねぇ…ヒーローが憎くなった。特に雄英の奴らが…』
死「でもお前の両親を殺したのは敵なんだろ?なんでヒーローが憎くなったんだ?」
『うぜぇんだよ…プロヒーロー…いや、ヒーローでもねぇ奴がヒーロー気取りやがってよ。だから全員殺す!それが俺の目的だ!』
死「その為にこの敵連合に?」
『あぁ…』
死「フッ…ニヤ…やっぱりだ!お前はそういう奴だよ!なら"俺達"も喜んで参戦しよう!」
『俺達?』
死「あぁ、良いよな?先生?」
オ「あぁもちろんだよ弔。」
『どんなにいい奴らなんだよ?』
オ「ただし、ひとつ条件がある」
『?』
死「雄英に行ってこい。潜入捜査としてな」
『…ニヤ…いいぜ。死ぬ前のアイツらの顔をしっかりこの目に焼き付けねぇとな』



















死「なんて殺意剥き出しの奴なんだよ」
荼「良いのか?アイツが向こう側へ行っちまったらどうする?」
死「アイツは元々ヒーロー側の人間だ…だがヒーローを憎んでる事は間違いない」
ト「明日からですか?あなたちゃん、雄英行くの?」
死「あぁ…黒霧、どうだ?」
黒「手続きは終わっています。」
ト「もしかして、最初からあなたちゃんを雄英に入れるつもりだったんですか?」
死「あぁ…雄英の奴らの希望から絶望へ変わる瞬間の目が浮かび上がるぜ!」
















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