第31話

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2019/07/23 01:37
"なぁ…幸せになるってどういうことだと思う?"
"さぁ分からないよ…幸せになったことないから"
"幸せになりたいか?"
"なれるならなりたいよ…"
"なら…俺が幸せにしてやる"
















なんか告白みたいでいいな…
暖かかったな、弔くん




















荼「ったく…朝っぱらからうるせぇよあなた!」
ト「でも目覚めは良かったです!」
黒「おや?死柄木弔とあなたさんは…」
『こ…ここで…す…』
トゥ「おいおいー!何やってんだよー…どこだ?」
『ここです!弔くん離してくださいよ!』
死「むい…(無理…)」
『無理じゃないです!助けてくださぁい!』
荼「とりあえずほっとくとして…」
『ほっとかないでくださいよ💢』
荼「ちょっと待て…黒霧、あなたに皆を起こさせたって事はなんかあるのか?」
黒「はい、先生からです」

オ「おはよう皆…ん?弔はどこだい?」
死「ここ…」
オ「なんだ?ハッハッハあなたに駄々こねかい?」
『すみません先生…』
オ「いやいいよ弔にだってそんな事はあるさ」
死「で?俺達になんか言いたい事って?」
オ「昨日の襲撃で雄英がセキュリティを高くしたんだ。解除する事は出来ない訳では無いが君達には苦戦してしまうかもしれない。だからしばらくは雄英には手を引こう…じっくり時間をかけて次の作戦を立てればいい、いいね弔」
死「あぁ」
オ「あと…」



















オ「まぁ昨日の皆の頑張りは良かったよこれからもよろしくね」


『"作戦"ですか…』
死「お前そういうの考えるの得意か?」
『はい!例えば…トランプありますか?』
死「ほら」
『トランプのゲームの1つ"ポーカー"ってご存知ですか?』
死「あぁチップをかけてやるカードゲームか」
『はい、そしてそのゲームで必ずいます。"イカサマ"をする人物が』
死「"イカサマ"…」
『トランプ…結構得意なんですよ〜』

私はスペードの10、J、Q、K、A…つまり、「ロイヤルストレートフラッシュ」を出した

死「!…すげぇ」
『つまり私が言いたいのは…




イカサマはイカサマですが
見抜けなければイカサマとは言えま
せん』
死「ほう…だったらあいつらに騙して騙した証拠を一切無くすって訳だな」
『むしろ見えなくした方がいいと思います』
死「へぇ…やっぱお前気に入った」
ギュッ~
『(いつまでこの状態でいるですか…ちょっと恥ずかしいし、なんか黒霧さん笑ってるし!)』












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