轟「なんだ?」
『あたしね…焦凍の事好きだったのかもしれない。』
轟「"だった"か…」
『うん…もうそれは過去の事…だから一つだけ聞きたいことがある。』
轟「・・・。分かった…なんでも答える。」
『うん…焦凍はどうして昔からあたしの事助けてくれたの?幼馴染ってのもあるかも知れないけど…』
轟「…フッ…スゥーハァー…俺はお前が好きだった。小二の時、覚えてるか?俺が公園で泣いてたのをお前は俺を見つけ出して怒るかな?って思ったがお前は俺を抱き締めてくれた。泣きながら俺の事心配してくれた時から俺はお前が好きだった。」
『あたしもだった。いつでも、どんなピンチでもあたしを助けてくれる…』
轟「お前はもう他のやつが好きなんだろ?」
『う、うん…』
轟「お前はそいつといれば幸せか?」
『・・・。うん!(* ॑꒳ ॑* )』
轟「そうか…なら良いな」
『でも!あたしの初恋は焦凍だよ?!』
轟「あぁ、ありがとな」
『今何時だろ?』
轟「どこへ行くんだ?」
『雄英まで。』
轟「こっから雄英までって30分はかかるんじゃねぇか?」
『えっ?!今は…』
轟「4時36分」
『嘘だろォ!行かなきゃ!!』
轟「あなた!」
『ん?』
轟「ありがとう、そしてこれからもよろしくな。これからは幼馴染だけどライバルだ…ヒーローとしての」
『あぁ!』
5時7分
やっぱ、来ねぇか…
『爆豪!』
爆「ビクッ!…あなた?」
『爆豪…ハァ…ハァ…』
爆「大丈夫か?」
『ごめん!待たせて…』
爆「いや、来てくれたから良いわ…」
『ちゃんと話してきた…』
爆「あぁ…」
『なんやかんやいろいろあったけど…あたし、爆豪の事…好きです!』
爆「おい、それ俺のセリフだぞ…」
『あっ!ごめん…』
爆「俺も好きだ、あなた…付き合ってください。」
『はい、お願いします!』
爆「目ぇ潰れ…」
『?…ん。』
chu
俺の隣はお前
あたしの隣は貴方
これからもよろしくお願いします。
勝己
や、やっと終わった〜
このお話のタイトルは「アオハルの仲間_ヒーローとしてのライバル」です!
ではこれからリクエストの方へ行きたいのですが…
リクエスト募集中です!
少しずつですが小説を書かせて頂こうと思います!(リクエスト抽選はいろいろあって辞めさせて頂きます…)リクエストはコメントへ!((。´・ω・)。´_ _))ペコリン
SUBALU
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。