"助けに来たぜ"
"ありがとう…"
"怖かったろ?"
"決まってるじゃんかぁ!"
"わりぃわりぃ…もうお前にこんな思いはさせねぇ、俺が一生お前を守る。"
"フフッ…なんかのプロポーズですか?"
"そうだ…"
"!!"
"これからずっと一緒に生きてくれ"
"・・・。うん!"
弔くん…怖いよ
助けて…
爆「…い…おい!」
『ヴッ…は、はい…』
爆「起きたか、お前何日寝るんだよ…今日で4日目だぞ?」
『え?』
爆「とりあえず連絡…」
相「起きたって?」
爆「ん…」
相「俺らの事覚えてるか?」
『い、いえ…』
相「んじゃ、お前の名前は?」
『私は…』
爆「あ?」
『誰ですか?』
相「は?」
爆「記憶が…」
相「とりあえずばぁさん呼んでくる。爆豪こいつ見といてくれ」
爆「ウッス…」
爆「お前ホントに自分が誰か分かってねぇのか?」
『は、はい…えっと…あなたは?』
爆「俺は爆豪勝己。お前は苗字はわかんねぇけど確かあなたって言ってたな…」
『あなた…』
爆「ん…」
相「来たぞ」
リ「やれやれ、記憶がないんだって?」
『は、はい…』
リ「んじゃちょっと見るね。あんたらもういいよありがとね」
相「んじゃ行くぞ爆豪」
爆「ん…」
『あ、あの…えっと…爆豪さん?』
爆「あ?」
『また来てくれますか?』
爆「・・・。」
相「(。_。`)コク」
爆「分かった…」
『ありがとうございます』
その頃、敵連合では…
ト「うわぁーん!あなたちゃーん!˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚」
荼「うっせぇぞイカレ野郎」
死「あなた〜…」
荼「こっちもか…どーにかなんねぇのか?」
黒「無理ですね…」
死「なぁもうあなたがいなくて4日だぜ?あいつから連絡ねぇのか?」
黒「ありません…ただ、考えられる事はあのまま気絶してなかなか起きないか雄英に何かされているか…」
死「雄英に何かさせられているってのは無し」
ト「なしって…何故ですか?考えられることでしょ?」
死「俺が気に入らねぇ、ムカつく…」
全「(すごい自分勝手…)
死「あとなんだ?」
黒「もしあなたが我々の事を忘れていたら…」
荼「ショックが大きくてか?」
黒「はい…」
死「・・・。おい、お前ら…」
全「?」
死「次あなたを助けに行く時は"ゲーム"と思うな」
ト「もちろんです!全力であなたちゃんを助けます!」
荼「あぁ」
トゥ「違うだろ?!…そうだな!」
あなた…待ってろよ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。