あなたが最近おかしいのは気づいてた。
時折、遠くを見つめてまるでどこか行ってしまうような
それは冨岡先生と会ってからだった。初めて会ったはずなのにあなたは義勇さんと呼んでいたし、
先生もあなたを見た瞬間、目の色が変わっていた。
そういえば、ねずこもあなたを見た時の様子がおかしかった…
何も知らないのは僕だけなの…?
僕も何かを忘れてるの?
あなたが倒れたと聞いた時嫌な予感しかしなかった。
どうか…間に合って欲しかったのに。
間に合わなかった。
…
ここで終わりたくない、諦めたくない、あなたに“幸せ”をもっとあげたい。
ねぇ、あなた
君は何を思い出したの
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夢主でてこなくてすみません…
次回もでてきません汗
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!