マックから出て夜道を歩いている時 、あの話を切り出す 。
井上「 今日さ 、みんな俺ん家泊まりに来ない ? 」
髙橋「 どうしたの急に 」
井上「 ちょっと話したいことがあって 」
猪狩「 それって .............................. 恋愛相談 ? 」
井上「 違うから 」
作間「 俺もちょうど話したいことあったし 、泊まろうよ 」
髙橋「 マジかよ .... 交通費足りるかな ....... 」
1人で悲痛な言葉を呟く優斗を横目に どう話そうか頭の中で考える 。
みんなも同じ考えだと信じて話すことに決めたけど 1歩間違えば大事件にもなりかねない 。
慎重に話さないと 、なんて考えていた時だった 。
作間「 まって 、これって 、 」
猪狩「 んー 、どうしたー 、、、えっ ? 」
髙橋「 ちょっ 、え 、マジで言ってる 、、 ? 」
橋本「 ねえ瑞稀 、これ 、 」
井上「 なn 、、、、、え ? 」
作間のTwitterから飛び込んできたそのニュースは あまりにも残酷で あまりにも胸が痛いものだった 。
『 平野紫耀 岸優太 神宮寺勇太 King & Prince 脱退 』
髙橋「 待って待って待ってどういうこと 、、 ? 」
猪狩「 じゃあ 紫耀くんたちはキンプリじゃなくなってジャニーズも辞めるってこと 、、、 」
橋本「 あまりにも急すぎない 、、、、? 」
猪狩「 理由 、理由は ?! 会見は ?!?! 」
髙橋「 まさか 、このファンクラブの動画で終わり … ? 」
井上「 嘘だろ 、、 」
作間「 これじゃあまるで 、 」
井上「 あなた 、みたいじゃんか 、 」
俺の 、俺たちの呆然とした声は 夜の静寂に飲み込まれた 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!