第20話

出会い
791
2021/05/02 10:53
CLOUDSKYの過去
俺らは最初孤児だった
孤児の時から俺ら4人は仲が良かった
でも孤児っていう場所はすごい辛い場所だった
毎日働かされて
仕事をこなせなかったら暴力
今の俺らだったらそんなの耐えれるけど
当時の、子供の俺らには耐えられなかった
だから、夜中4人だけで逃げ出した
遠く、誰にも見つからない場所に逃げた
その時拾ってもらったのが
お兄ちゃんたちだった
え〜!なんでこんな所に子供がいるの!
?2
ほんとだ〜!大丈夫?
正直、大人が怖かった
大人は全員子供に暴力ふるうものだと思っていた
そらびび
そらびび
ッ……また俺らに暴力ふるうのッ……?
!!
どんな辛い過去があったか知らんけど
俺らはお前らのこと、殴ったりしないから
でもお兄ちゃんたちは違った
その言葉で確信した
お兄ちゃんたちは身寄りもない俺らを世話してくれた
お兄ちゃんたちの家がたまたまマフィアだった
だから俺らもマフィアになった
そう言えばお互いの名前言ってなかったな
サムライ翔
サムライ翔
俺はサムライ翔っていうんだ〜
KAITO
KAITO
俺はKAITO!
A0I
A0I
俺はA0Iだよ〜
サムライ翔
サムライ翔
お前ら、なんて言うん?
そらびび
そらびび
…そらびび…です…
スマイリー
スマイリー
スマイリーです…
こーく
こーく
こーくっていいます
なろ屋
なろ屋
なろ屋です
KAITO
KAITO
可愛い…
A0I
A0I
やめとけ犯罪だ
KAITO
KAITO
なんもしてねぇし!?
サムライ翔
サムライ翔
よし、お前らは今日から俺らの弟だ!
そらびび
そらびび
おとーと…?
A0I
A0I
家族だぞ〜
スマイリー
スマイリー
かぞ、く……
KAITO
KAITO
俺らのことはお兄ちゃんって呼んでな!
サムライ翔
サムライ翔
よろしくな〜!
それからお兄ちゃんたちと生活を過ごすことになった
最初は慣れないことばっかで普通の生活を送ることに時間がかかったけど
お兄ちゃんたちがサポートしてくれたから普通の生活を送れた
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
A0I
A0I
そういや、俺らのこと話とかないと
KAITO
KAITO
確かに〜
サムライ翔
サムライ翔
びび達はさ、“マフィア”って知ってる?
なろ屋
なろ屋
マフィア…??
こーく
こーく
俺知ってるよ!
こーく
こーく
悪い人を倒すお仕事でしょ!
サムライ翔
サムライ翔
まぁ、そんな感じやな
サムライ翔
サムライ翔
俺らはマフィアをやっているんだ
そらびび
そらびび
かっこいい!
A0I
A0I
ありがとな〜
KAITO
KAITO
それをびび達にも体験して欲しいな〜って
スマイリー
スマイリー
え〜……怖いよぉ?
なろ屋
なろ屋
僕やってみたい!!!
サムライ翔
サムライ翔
大丈夫やで、俺らがいるから
A0I
A0I
心配すんなって
こーく
こーく
ならやる…!
KAITO
KAITO
お!じゃあまずは地下に行くか〜







そらびび
そらびび
ひろーい!!!
サムライ翔
サムライ翔
ここは試し場って言ってな
サムライ翔
サムライ翔
能力とか銃とかを試したりできる場所なんだよ〜
ボス
おぉ、翔達、こんなとこにいたのか
ボス
お前らは試したりしなくてもいいのに……って
ボス
そこのガキは誰だ?
A0I
A0I
拾ってきました
ボス
拾ってきたぁ?何のためにだ?
KAITO
KAITO
身寄りのない子供らしかったので
ボス
誰が拾って来ていいといった
サムライ翔
サムライ翔
それは……言ってませんけど…
ボス
翔スタスタ(近付いてくる)
サムライ翔
サムライ翔
は、はい……
ボス
ゴッ
サムライ翔
サムライ翔
ッ……グッケホッ
ボス
俺の許可なしに何かをするな
ボス
俺はお前らのボスだぞ?
ボス
お前らに権利なんかな、ないんだよ
ボス
お前らに自由なんてねぇんだ
ボス
分かったらこんなこと、二度とするな
サムライ翔
サムライ翔
すみませんッ……
ボス
それで……こいつらはマフィアとして役立てるように世話するんだろうな?
A0I
A0I
も、もちろんですッ……!
ボス
最強にしろ
ボス
例え特訓をやりたくないとか言っても
ボス
絶対にやらせろ
ボス
やらせなかったらお前らに罰を与えるからな
KAITO
KAITO
承知しましたッ……
ボス
ったく……ガキは嫌いなんだよッ……ガチャンッ
スマイリー
スマイリー
翔にぃ…大丈夫…?
サムライ翔
サムライ翔
ん、平気だぞ!
サムライ翔
サムライ翔
それより、試してみような!
小さい俺らでも勘づいた
あの人ボスは危険な人なんだって
下手したら…殺されるって_____________________








































それから少しずつ
幸せだと思ってた生活にヒビが入っていく
幸せの歯車が狂っていく

プリ小説オーディオドラマ