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2021/08/12

第7話

デスゲーム コハルside
茅場晶彦...このゲームの製作者は私たちにデスゲームの開始を告げた。



100層のボスを倒さなければ私たちは永遠にログアウトできないこと、HPが0になればリアルでも命を落とすこと。










そんなのできっこないよ。










家族に会えないのは嫌だし、学校にだって行きたい。


リアルでおしゃれしたい。


友達遊びたい。



でも、死ぬっていうリスクを負ってまでここから出たいとは思えないの。




ねぇあなたのSAOの中の名前。



あなたならどうする?

あなたは強い。前に進む力がある。

でも、死ぬってなったら立ち止まるかな。

やっぱり、前に進んでいくのかな。

ねえ、あなたのSAOの中の名前____







ふと、周りを見渡す。


あなたのSAOの中の名前がいない。



泣いてる人もいるし、助けを求める人もいる。

震えてる人だっている。






でも、その中にあなたの姿はなくて















あなたも恐怖に負けて、座り込んでいるのかな














そんなことを考えていると、声をかけられた。

(なまえ)
あなた
ごめん、みんなのこと見失って...
大丈夫?
あなたのSAOの中の名前だった。



ずっと被っていたフードをとっていて、顔が見える。














____驚いた。
















あなたのSAOの中の名前の目は死んでいなかった。



いや、どこか生き生きしているようにも感じられる。

恐怖など感じていないような。


私はあなたのSAOの中の名前に自分の気持ちをうちあけた。
コハル
コハル
ううん。平気だよ。
ちょっと...現実味がないっていうか...
(なまえ)
あなた
クリア出来ないゲームなんてない。
俺がいるよ。大丈夫、大丈夫。
そう言ってあなたのSAOの中の名前は笑った。

そして優しく抱きしめてくれた。

とても...暖かかった。
コハル
コハル
ありがとう...!
私1人じゃないもんね...!
あなたのSAOの中の名前がいるもん...
2人で頑張ろう!
残酷なデスゲームで、相棒と呼べる人が居るのはとても心強かった。

1人じゃない暖かさ。
(なまえ)
あなた
頼りにしてるよ、コハル!
あなたのSAOの中の名前が言う。

邪気のない、暖かい笑顔で。
コハル
コハル
進むしかない...
よろしくね、あなたのSAOの中の名前!
クリア出来ないゲームなんてない。

そうだよ、だって同じ人間が作ったゲームなんだから。

絶望にまみれた広場。



私が...ううん、私たちが、救ってあげるんだ。



あなたのSAOの中の名前が私にしてくれたことを、私も。みんなへ。















止まるな、進め____