第2話

担当
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2020/11/19 08:49
ある日、

世界的に有名な韓国アーティストBTSの担当の仕事が来た。



メイクアップアーティストとして仕事をする、私は、松島七海(まつしまななみ)。

メイクアップアーティストになってから2年目だ。

高校卒業後、メイクアップアーティストになりたいと言う夢を叶えるために専門学校に進んだ。

専門学校を卒業し、メイクアップアーティストになる事ができた。

メイクアップアーティストの仕事もそう甘くはなかった。

選ばれた時、すごい嬉しかった。

普通に泣きそうだった。

選ばれた理由は、

担当の人が辞めてしまったらしい。

そして、私は最初の担当が韓国人で韓国語を勉強
し、少しなら喋れるからだろう。

仲間から、

「すごいじゃん!!」

「いいなー」

「よかったね!」

「頑張ってね!」

とかたくさんの言葉をもらった。

やっと私の努力が報われた気がする。

その瞬間はほんとにそう思った。

たくさん努力した。たくさん悩んだ。
たくさん泣いた。

たくさんの壁や山を登ってきてここまで、来た。

私の2年間は無駄にならなかった。

そう思った。

「よし頑張ろ!!」と小さく呟いた。



担当の話が来てから、1ヶ月が経ちやっと仕事だった。

担当のアーティストが来る前に、色々と準備を済ませ、待っていた。

するとオーラをまとった、7人が入ってきた。

さすがだなと思った。

オーラが違う。

私の担当はパクジミンさんだった。

私が、挨拶する前に彼は、


パクジミン
パクジミン
こんにちは
はじめまして
パクジミンです。よろしくお願いします。
と彼は、日本語で上手に挨拶をしてきた。

私も

「안녕하십니께 처음뵙겠습니다 잘부탁드립니다
저는 송도 나나미 입니다 」

(こんにちは、はじめまして、私は、松島七海です。よろしくお願いします)

と韓国語で挨拶をした。

すると

彼は、

パクジミン
パクジミン
韓国語がお上手なんですね。
僕は今、日本語勉強中です
と言ってきた。

「그렇지도 않아요」(そんなことないです。)

私は、返した。

「그럼 시작하네요」(それでは、始めますね。)

と言った。
パクジミン
パクジミン
はい!
お願いしますー!
と彼がいい、

私は、仕事を始めた…

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