仕事を終えると、
彼が、駆け寄ってきて、
と怒りめに聞いてきた。
「仲良くしてはいけない理由はないです。」
「もし、だめなら、じみんさんともだめですよね?」
「韓国の事とか、色々教えてもらってただけです。」
と私は、あきれたように話した。
と彼は言う。
そんなこと言われたら、
ドキッてしちゃうじゃんか。
「もう諦めてください。」
と残して、帰った。
家に帰っても、彼の言葉が、残ってる。
(空想)
と彼は、本気だったのだと思う。
ピンポーン。
「え?はーいどちらさまですか?」
と彼は家に入った。
「え?来ちゃった?」
「来ちゃったじゃなくない?」
「だめです。帰ってください。」
と私は焦る。
え?
状況が理解できない私、
どうしようか…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!