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校舎
ガヤガヤ
はぁ、また面倒な一日が始まった。
ふぅ、 ニコッ よし。
男子
「うおっ!あなたさん!」
あなた
「おはようございます」
男子
「おっ、おはようございます!!」
はぁ、ちょろい。面倒。絡んでくるなよ。
女子
「きゃー!!!」
チラッ
女子
「瑞希くん!」
瑞希
「おはよう」
女子
「お、おはようございますぅ♡」
うるさ、これだから女に好かれるイケメンは嫌いなのよ。
女子
「作間くん!」
作間
「おはよー」
作間
「あ、(スタタタ」
ドンッ
あなた
「わっ、」
作間
「あなたさんおはよう」
あなた
「おはようございます」
作間
「相変わらず冷たいなぁ〜 なんで?」
あなた
「同類拒否、ですかね?(*^^*)」
作間
「(ビクッ」
はぁ めんどくさい。
スタスタスタスタ
ガラガラ
男子
「あなたさんだ、、」
こそこそ♡
はぁ、ハートが見える。めんどくさいわね。ほんとに。
女子
「猫かぶり女だわ、、」
聞こえてんのよ。このクズども。
ガタン
瑞稀
「あなたさん おはよう(*^^*)」
女子
「瑞稀くんがあなたさんに、、」
あなた
「おはようございます(*^^*) どうなさいましたか?」
話しかけんなよ。女子からの恨みが増えるだろ。面倒なことすんなよ。
瑞稀
「理事長が呼んでます。それも、僕と一緒に(*^^*) 授業中、行きませんか?」
あなた
「はぁ、(*^^*) いいですよ?」
女子
「うわぁ、陰湿、」
何が陰湿よ。
男子
「瑞稀いいなぁ、」
キーンコーンカーンコーン
あなた
「じゃあ、瑞稀さん行きましょうか?」
瑞稀
「はい(*^^*)」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。