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第3話

お豆腐とチーハンとお肉
1,008
2019/04/03 11:55
翌日
ミーナ
ミーナ
ねぇ、アニちゃん、一緒にお弁当食べよう
アニ
アニ
いいけど
ミーナ
ミーナ
ありがとう!アニ、って呼んでもいい?
アニ
アニ
ああ
ミーナ
ミーナ
私のことはミーナって呼んでね!
アニ
アニ
ミー、ナ…
ミーナ
ミーナ
うん?
アニ
アニ
いや、なんでもない
ミーナ
ミーナ
そっか
私はアニの隣にあった机を向き合うようにしてくっつける。
そして私はお弁当箱を開く。
ミーナ
ミーナ
あっ、アニチーズハンバーグが好きなの?
アニ
アニ
あ、ああ
ミーナ
ミーナ
エレンもチーズハンバーグが好きだよ!だからチーハン野郎って呼ばれてるんだ
アニ
アニ
…そうなんだ
そう言うとアニはエレンのほうに目をやった。
エレンは相変わらず、チーハンを美味しそうに頬張っていた。
ミーナ
ミーナ
私はね、このお豆腐が好きなんだ 湯豆腐より冷奴派!
アニ
アニ
ふーん …ひとつ貰ってもいい?
え…アニから…。
ミーナ
ミーナ
うん!もちろん!
アニ
アニ
…あ ありがと
ミーナ
ミーナ
えへへっ
私はアニの照れているところが見れてとても嬉しかった。
なんか、もっと仲が良くなった気がしたから。
アニ
アニ
よかったら…私のも…
サシャ
サシャ
いいんですかあ!!
ミーナ
ミーナ
え?サシャ!?
アニ
アニ
え、えっと…
サシャ…流石だなぁ。
こういう察知?…に優れている。
サシャ
サシャ
ありがとうございますっ!お肉だけじゃ足りなくって!
アニ
アニ
あ、ああ…
ミーナ
ミーナ
ふふふっ
サシャ
サシャ
え?なにがおかしいんですか?
私は笑って、アニは困って、サシャはとても嬉しそうだった。
この状況が面白くって、私はそのまま笑い続けた。
ミーナ
ミーナ
ふはははははっ!

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