第17話

# 17
1,466
2018/06/09 14:45
さっき の 事 が 頭 から 離れない 。


家 に 着いても 。


料理 を していても 。


何を してても 思い出す 。
あなた

はぁ …

すると



" プルプルプル … "



小森 隼 





あなた

隼 …!?

通話 。
あなた

もしもし …?

小森 隼
先輩 …!
あの …さっきは
本当 、ごめんなさい!
反省 しているみたい 。
あなた

大丈夫 。

小森 隼
先輩 、さっき の が
原因 で 話してくれなく
なったら 、どうしよう って
めちゃくちゃ 不安 で …!
あなた

あ 、そうだったの ?

小森 隼
はい …
俺 、もう 先輩 無しじゃ
生きれない 人間 です 。
嬉しいなぁ 。
あなた

依存症 だね 笑

小森 隼
はい 笑
もはや 、中毒ですよ 。
あなた

何それ 笑笑

もと の 関係 に 戻れたかな 。
小森 隼
先輩 ~ 。
まだ ですか ~ ?
あなた

何が ~ ?

小森 隼
いつ 、俺 の 事
好きに なって くれますか?
唐突 な 質問 。


また 、聞いてきた 。
あなた

また 聞く ~ ?
それ ~ 。

小森 隼
だって 、待ちきれないから …
早く 、先輩 と 両想い に
なりたいなぁ ~ って
日頃 から 思ってます 。
照れるじゃん …
あなた

あ 、ありがとう!

小森 隼
はい …
先輩 、大変 ですね 。
二人 から 想われて 。
あなた

でも 、思ってもらって
いるんだから …
早く 、答え 出さなきゃ …

やば …


つい 、本音 が …!
あなた

今 の 忘れて !?
ねっ!?

小森 隼
先輩 、もう 
決まってるんですか … ?
あなた

よくわかんない 。

小森 隼
そうですか …
あなた

ごめん 。

小森 隼
はい!
大丈夫 ですよ ~
ゆっくり 選んでください 。
あなた

ありがとう …

小森 隼
はい!
隼 の 顔 が 頭 に 浮かぶ 。


笑ってるかな …


心配 に なってきた …


なんか 、無性 に 隼 の 事 思っちゃう …
あなた

じゃ 、また 明日 ね 。

小森 隼
おやすみなさい 。
あなた

おやすみ 。

通話 は 消えた 。
私 は 隼 の LINE を 見返す 。


電話 の 数 多っ!
一日 に 2、3回 長いこと してる …


そんなに 仲いいんだ …


私 たち 。
あなた

ふふっ …

声 が 漏れた 。


最近 、多いなぁ 。



" ガチャ … "





あなた

へ …?

今 、ドア の 音 が したような 。
不審者 …!?


なに 。


怖い 。


私 は 小さな クローゼット に 身 を 潜めた 。
あなた

怖い …

足音 は コソコソ していて 


今にでも 、目の前 に 現れそう 。
私 は 手 に していた 携帯 を 操作 し


電話 を かけていた 。











隼 に ──── 。








小森 隼
は ~ い 。
あなた

隼 … !
お願い …
助けて 。

小森 隼
先輩 …?
どうしたんですか …?
あなた

不審者 かも …
さっき 、ドア が 開いたような
音 が 聞こえたから …!

小森 隼
先輩 
待っててください 。
あなた

うん …!
隼 … 。

通話 が 切れてから 


隼 が 家 に 来るの を ひたすら


待っていた 。
あなた

早く …







" 先輩 …!? "






隼 の 声 だ …!!!!
小森 隼
先輩 ~ ?
どこですか …?
あなた

ここっ!

扉 を 開けられた 。
小森 隼
先輩 …!
大丈夫です …
あなた

隼 ~ !
怖かったぁぁ 。

隼 の 匂い …


あの 匂い だ 。
小森 隼
せ 、先輩 …!?
あなた

ん …?

小森 隼
何も いないですよ …?
あなた

へ?

見渡すと なにも いなかった 。
あなた

あれ …?

小森 隼
もう ~ !
やめてくださいよ ~
あなた

でも …!
聞こえたよ …?

小森 隼
今日 風 強いから
じゃ ないですか?
確かに …


今日 、風 強かった 。


でも …


私 、怖いよ 。


こんな 体験 初めて …!
あなた

かも …

小森 隼
じゃあ 、心配 ないですね 。
俺は 帰ります!
戸締り しっかり …!
あなた

隼 …

私 は 帰ろう と する 


隼 の 腕 を 掴んでいた 。
小森 隼
先輩 …?
あなた

怖い 。
まだ 、一緒 に いて欲しい …

これが 、私 の 精一杯 の わがまま 。
手 が 震える 。


止まらないよ 。
小森 隼
そんな 可愛い 顔 されちゃ
帰れないじゃ ないですか ~!
あなた

いいの …?

小森 隼
はい!
先輩 の 気 が 済むまで
一緒 に いますよ 。
そう 、隼 は 微笑む 。


やっば 。


私 、最近 隼 に ドキドキ させられてる 。
あなた

ありがとう …

でも 、夜 って … /////


違う違う …!


そんなこと あるわけない 。
あなた

お茶 出すね …

小森 隼
先輩 …!
あなた

ん …?

小森 隼
俺 …

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