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第5話

episode ストラップ
その日の夜ー

志桜里はと言うと、自分の部屋の小物入れを漁っていた。
志桜里
志桜里
うーん…蜜璃さんは…クローバーかな。
志桜里
志桜里
しのぶさんは…蝶だよね。
ガサガサと音を立てて、小物入れの中をかき回す。
志桜里
志桜里
あった…!クローバーと蝶のシリコン型…!
満面の笑みで小さなシリコン型を並べる。引き出しからレジン液とUVライトを取り出し、机の照明をつけた。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
作って来てよ!私としのぶちゃんのストラップ!
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
迷惑でないのなら…私のストラップも作っていただけないでしょうか?
高校に入学式した初日に話しかけてくれた女子2人。それに、男の子にも話しかけてもらえた。まさかこんなことになるなんて想定外だ。
志桜里
志桜里
っ。
志桜里
志桜里
杏寿郎くんのも作ろうかな。
杏寿郎のイメージといえば…
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
君があそこで勇気を出せたからな!それが嬉しい!
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
君はあの時、俺の発した言葉を受け取ってくれたじゃないか!それが嬉しいのだ!
志桜里
志桜里
志桜里
志桜里
…炎?
そうだ、炎だ。出会ってまだ日も経っていないが、あの熱血さと明るさから想像出来るイメージと言ったら、“熱い炎”だろう。
志桜里
志桜里
うーん…炎のシリコン型持ってないな…
志桜里
志桜里
…これで代用しようかな。
志桜里
志桜里
あとは…
志桜里はそう呟いて、大事そうにしまわれた箱を開けた。
そこから3つ、ストラップの1番大事な部品を取り出した。
志桜里
志桜里
ふふっ、綺麗。
照明にそれを照らす。キラキラと光るそれはまるで、3人の笑顔が詰まっているかのように煌めいた。
さあ、材料は揃った。高校生活で初めて話しかけてくれた3人に、とびきり綺麗なストラップを作ろう。そう心に決め、志桜里は作業に奮闘した。
志桜里
志桜里
(喜んでくれるといいな…。)

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姫鏡
姫鏡
初めまして!姫鏡と言います!青春やアニメ(鬼滅の刃とか)の小説を中心に書いていこうと思います! 私の小説が気に入っていただけたら嬉しいです! 後、投稿するのは初めてなので、もし権限なんかを侵害する画像を使っていたりしたら教えてください🙏💦
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