朝 7時
??『…み …るみ くるみっ』
胡桃(ん?なんか声がする
聞き覚えのある私の大好きな声)
胡桃『ん……』
『おはよぉ』
??『寝ぼけてる?』
胡桃『ん?』
(なんか眩しい(☆∀☆))
『って工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工』
(そう私の目の前にいたのは)
紫耀『おっはよ♪』
胡桃『おっはよ、じゃなくてなんでいるの???』
(ん?なぜ私の大好きな紫耀くんがいるんだ?
幻か?てか不法侵入じゃね?)
胡桃『ふ、不法侵入!!!!!』
紫耀『不法侵入って酷いなぁぁ~www』
胡桃『なんで笑ってられるの』
紫耀『お母さんには言ったよちゃんと』
胡桃『なら先に行ってよ(●`ω´●)』
紫耀『可愛い(*♥д♥*)』
そう言って私の髪の毛をクシャッとする紫耀くん
イケメンか
あ、イケメンなのか
胡桃『私子供じゃないもん!』
紫耀『はいはい!』
(つか、胡桃可愛すぎるぅー💕)
胡桃(今めっちゃ心臓バクバクなんだけど
バレないよね?)
紫耀『あっれー?顔がりんごちゃんだぞ?』
(ちょっと意地悪しょ~)
胡桃『もう、紫耀くん嫌い( *¯ ³¯*)』
紫耀『ウソウソ、俺は好きだよ?』
胡桃『え?』
紫耀『じょーだん!』
胡桃『あはは笑だよね~』
(なんだ冗談か)
紫耀『それよりさ、今話してる時間のせいで7時半だよ』
胡桃『え?ヤバ』
『ちょっと着替えるから下に行っててくれない?』
紫耀『あ、OK』
紫耀(やばい、大好きなのに、伝えれない
いつか伝えたいこのきもちこの気持ち)
胡桃(よし!可愛くなった(*♥д♥*))←いや自分で言うなよ
(まあ可愛いけど)by美羽
胡桃『紫耀くんおまたせ
ごめんねこんなに遅くなっちゃって』
紫耀『んーん、大丈夫
よし!行こっか』
胡桃『いってきまーす』
母『はーい行ってらっしゃい
紫耀くん胡桃よろしくね😊』
紫耀『分かりました』
紫耀『ヤバ、このままだと間に合わない』
胡桃『え?嘘』
紫耀『よし!よいしょ』
(そう言って私をお姫様抱っこする)
胡桃『え?ちょっと』
紫耀『遅刻しちゃやばいじゃん?』
胡桃(だからってお姫様抱っこって
やばーい、死ぬー いや王子様かよ)
校門
胡桃『あ、今日全校朝会じゃん』
紫耀『じゃあこのまま体育館まで行こう』
胡桃『え?』
(マジで?みんなに見られるじゃん
ということは私はお姫様👸??)
(いやいや待て美羽に見られるぅー)
ガラガラ🚪←体育館のドアを開ける←(いや片手で開けるのも凄いよね)
ざわ...ざわ...
(ヤバ、みんな見てんじゃん)
女子『キャー
ヤバい、お姫様抱っこってリアル王子~(*´`)♡』
男子『うわぁ~
平野に胡桃ちゃん取られたわー
先越された~』
胡桃(いや、お前なんか眼中にねぇよ
私の心はぜぇーんぶ紫耀しかないし(*♥д♥*))
ってこんなことしてる場合じゃないよ
胡桃『紫耀くんありがと♡♡
また後でね!(*^^*)』
(特別に♡♡付けてやったぜ
紫耀くん気づくかな?)
紫耀『(///_///)
おう!また後で✋😁』
胡桃(今照れたよね?)
朝会終わりましたー
胡桃(まぁ、色んなことあったけど
今日は一段とドキドキしたなぁ~)
美羽『ねぇ』
胡桃『ん?どうしたの?美羽たん💕』
美羽『どうしたの?じゃなくてなんで紫耀先輩ときてんの?』
って聞いてきたんで昨日あったことと今日あったことを話しました!!!!!
美羽『へぇー、良かったじゃん!』
胡桃『でしょでしょ』
美羽『もう気持ち伝えなよ~』
胡桃『だって紫耀くん絶対私なんか眼中ないじゃん』
美羽『それはどうかなー?』
(まぁ、胡桃は天然だから気づくのはまだまだかな?)
胡桃『そんなことより、あそこ☞』←教室のドアに誰かいる
美羽『あ、廉くん!』
(ん?廉って誰?)
(待て待て、仲良過ぎねぇか?)
美羽『あ、胡桃ちょっとこっち来て?』
胡桃『はーい』
胡桃『で?』
美羽『ん?』
胡桃『ご関係は?』
美羽と廉『あー、付き合ってます!』
胡桃『へーってはぁぁぁー??』
美羽『ん?』
胡桃『なんでそんなすぐに付き合ったの?』
美羽『ん~、一目惚れ?』
胡桃『マジか、まぁ、おめでとう🎊』
廉『俺の名前は廉!』
胡桃『よろしくお願いします!』
廉『君も早く気持ち伝えた方がいいよー(・∀・)ニヤニヤ』
胡桃『ん?』
(何この人、紫耀くんのこと知ってんの?)
廉『じゃあ美羽帰ろっか*^^*)』←もう授業終わったことにしといてください
美羽『うん♥』←このリア充めby胡桃
美羽『じゃあねー胡桃たん!』
胡桃『はーい』
(おい、いつもは💕あるのに、酷いぞ美羽たん💕)
紫耀『胡桃~』
胡桃『あ、紫耀くん』
紫耀『帰ろっか?』
胡桃『うん!』
次回は帰り道です!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。